韓国女子ツアーの2021シーズン第5戦「2021 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」が、5月14日から16日まで京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市の水原(スウォン)CCで行われた。
“次世代セクシークイーン”ことユ・ヒョンジュ(27)が推薦選手として出場したことでも話題を集めた大会は、パク・ミンジ(22)の今シーズン2勝目となる優勝で幕を閉じた。
2017年の正規ツアーデビュー以降、5シーズン連続で優勝を果たしているパク・ミンジ。今シーズン2勝目、通算6勝目を飾った今大会は、偶然にもパク・ミンジのスポンサーを務めるNH投資証券が主催だったほか、彼女にとってプロ転向後100回目の大会だった。
パク・ミンジは最終ラウンドで4バーディ・1ボギーの3アンダーを記録。通算14アンダーの「202」とし、2位アン・ナリン(25)と1打差で優勝した。
大会後、「正規ツアー5年目で毎年1勝ずつ重ねるなか、初めて2勝を記録できて嬉しい」と喜びをあらわにしたパク・ミンジは、「シーズン2勝目を初めて記録した大会がスポンサー主催の大会なだけに、その意味はさらに格別。一生忘れられないはずだ」と感激した様子を見せた。
デビューから毎年1勝ずつ挙げているパク・ミンジだが、一部からは「1年に1勝しかできない」と厳しい評価もされていた。そうした声もすべて「大きな刺激とモチベーションになった」という彼女は、自身初の複数勝利を達成した今大会を機に「滝があふれるかのように優勝を続けていきたい」と力強く語った。
そして、今後の目標については「メジャー大会で優勝したいが、まずは前半戦のうちにもう1勝したい。そうすれば後半戦に新しい目標を立ててプレーできる」と、シーズン“3勝目”に並々ならぬ意欲を見せた。
なお、ほかではジャン・ハナ(29)が10位タイ、パク・ヒョンギョン(21)が20位タイに入り、前回王者のチェ・ヘジン(21)が単独63位、チョ・アヨン(20)が単独65位と沈んだ。ユ・ヒョンジュは2ラウンドで4バーディ・2ボギーと奮闘するも、予選脱落に終わっていた。
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