2021シーズンの韓国女子ツアー開幕戦「ロッテレンタカー女子オープン」が成功裏に終了した。
今シーズン残り30大会を残すなか、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)は最近、KLPGAの全記録を網羅している「KLPGAデータセンター」を通じ、今シーズンにも更新可能な記録を紹介している。
そこで今回は、韓国女子ツアーにおけるホール別最少ストローク数を紹介しよう。
昨シーズンの「済州三多水マスターズ」を制したユ・ヘラン(20)は、4ラウンド合計25バーディ・2ボギーを記録し、トロフィーを獲得。一度も首位を譲らない“ワイヤー・トゥ・ワイヤー”で優勝を果たすとともに、ルーキーながらタイトル防衛にも成功した。
同大会を通算23アンダーの「265(65-67-65-68)」の成績で優勝したユ・ヘランは、2013シーズンの「MBNキム・ヨンジュゴルフ女子オープン」で通算23アンダーの「265(68-68-66-63)」をマークしたキム・ハヌル(32)と並び、「72ホール最少ストローク」記録のタイに並んだ。
ルーキーらしからぬ活躍で2020シーズンの新人王に輝いたユ・ヘランは、当時の記録についてこう振り返っている。
「当時は優勝に没頭していたので、大会終了後にタイ記録について知った。もし記録を知ったまま最後のホールに臨んでいたら、チャンピオンパットへの欲よりもっと攻撃的なプレーをしていたかもしれない(笑)」
「でも、タイ記録を通じて私の名前がKLPGAの歴史に残り、ファンに私のことを広く知らせられたようで、大きな意味がある。これからもホール別最少ストロークを含め、KLPGAのさまざまな記録を更新するため、挑戦を続けていく」
「54ホール最少ストローク」記録はチョ・ジョンミン(26)が保有している。
チョ・ジョンミンは2018年に行われた「第8回ロッテ・カンタータ女子オープン」で驚異の27バーディ・4ボギーを記録。通算23アンダーの「193(65-62-66)」とし、優勝トロフィーを掲げた。最終ラウンド時点で2位と6打差を離す圧倒ぶりだった。
加えて、チョ・ジョンミンは同大会の1~2ラウンドで「127」をマークしたことで「36ホール最少ストローク」記録も更新した。
「18ホール最少ストローク」記録の保持者はイ・ジョンウン6(24)だ。
彼女はジョン・ミジョン(39)がそれまで保持していた通算11アンダー「61」という記録を、2017年の「OK貯蓄銀行パク・セリ・インビテーショナル」で14年ぶりに塗り替えてみせた。
イ・ジョンウン6は同大会の第2ラウンドで1イーグル・10バーディとし、通算12アンダーの「60」で29位タイから首位までジャンプアップに成功。勢いに乗ったイ・ジョンウン6は、記録更新とともに優勝まで果たす2倍の喜びを味わった。
また、イ・ジョンウン6は第2ラウンド前半で8アンダーの「28」を記録したため、「9ホール最少ストローク」でもタイ記録を樹立している。
Copyright @ Pitch Communications Ltd. All rights reserved.
前へ
次へ