元MLB選手が酷評したソウルの野球場、市長候補らが改善を約束も疑わしいワケ

ソウル市長選に出馬した「共に民主党」パク・ヨンソン候補と「国民の力」オ・セフン候補が、ソウル市野球場のインフラ改善を約束したそうだ。

韓国プロ野球委員会(KBO)は3月31日、両議員に蚕室(チャムシル)球場の新築計画など、ソウル市内の野球インフラ改善事項に対する詳しい立場を要請していた。

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これに対して両議員は答弁書を通じて、野球インフラ改善の必要性に共感を示し、詳細な検討事項を公開した。

パク・ヨンソン委員は答弁書で計4部門の改善事項を明らかにした。「1.新型コロナによる収入激減問題を解決するため、球場使用料、売店賃貸料および広告料追加減免問題に共感し、減免対策を講じる」「2.蚕室球場における商業広告権の球団一任問題は、一次的に広告収益金を合理的に調整する案から2球団とともに講じる」「3.蚕室球場内にあるビジター球団のロッカールームとシャワー室の拡充推進と、駐車代替空間を設ける」「4.関係者の意見を聴取し、新築敷地に対する総合的な意見を収集し、迅速に蚕室球場新築計画を立てる」と明らかにした。

オ・セフン候補は答弁書で、「1.蚕室球場新築計画の早期推進」「2.蚕室球場商業広告圏球団一任」「3.ソウル市球場施設改善協力」「4.球場使用料(蚕室球場)、売店賃貸料及び広告料(高尺ドーム)追加減免」を約束している。

ただ、これまでソウル市長候補たちは、球場の新築や賃貸料の引き下げなどについて肯定的に検討するという約束は数多くしてきたものの、それはあくまでも検討に過ぎず、実行に移されたケースはあほとんどなかった。

はたして、両候補は選挙後もスポーツインフラに積極的な関心を示し、今回の約束を守っていくのだろうか。

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