「Kリーグ勢のACLは16強で終わる」との予想も。韓国のサッカー解説委員が辛口な理由

2019年02月26日 サッカー #ACL #Kリーグ

韓国のサッカー解説委員たちが釜山アイパークの昇格と、Kリーグ勢のアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)での苦戦を予想した。

本紙『スポーツソウル』がサッカー解説委員10人に実施したアンケート調査の結果、釜山のKリーグ2優勝が圧倒的に予想された。アンケートに参加したすべての解説委員が、釜山のKリーグ1昇格を予想した。

とある解説委員は「釜山は昨年も外国人選手の失敗さえなければ1部リーグに昇格していた」とし、「今回はチョ・ドクチェ監督が水原FCで見せてくれた攻撃的な姿を見せるだろう」と予測の根拠を説明した。

別の専門家も「釜山は毎年監督が変わってシーズン序盤に勝ち点を逃してきた。現場に近かったチョ・ドクチェ監督によって試行錯誤も減るだろう」と述べた。

釜山は1部リーグと同レベルの実力を持ったチームだ。ストライカーのイ・ジョンヒョプがレンタルから復帰し、ハン・ジホとパク・ジョンウ、クォン・ヨンヒョンなど実力ある選手たちが所属している。

外国人選手のラインナップも良い。ロムロ(Romulo Jose Pacheco da Silva)が残留し、江原FCで活躍したジエゴ(Diego Mauricio Mchado De Brito)も獲得した。キム・ムンファンを筆頭にキム・ジンギュ、イ・ドンジュンなど若手選手たちも着実に成長している。

さらにチョ監督の昇格経験が良い影響を与える雰囲気だ。チョ監督は2015年、水原FCを1部リーグに昇格させた経験がある。当時の経験を生かせばプレーオフを経ずに昇格することができる、というのが専門家たちの共通の意見である。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)釜山アイパークのチョ・ドクチェ監督(中)

競争相手のレベルも、釜山に大きく味方する。昨年降格した全南ドラゴンズは2部リーグが初めてなので、適応に苦労する可能性がある。主要な選手を残留させたが、降格した初のシーズンで優勝するのは難しいという評価だ。その他の市民クラブも戦力は等しく、釜山には及ばない。

Kリーグ勢はACLで苦戦する

一方、解説委員たちのACLに対する展望は意見が分かれた。

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