「NO、誰が何と言おうと先発だ」とカージナルス監督が断言、キム・グァンヒョンへの信頼を誇示

昨年、米メジャーリーグデビューとともに、セントルイス・カージナルス先発の座を確保したキム・グァンヒョンは、今年もチーム内において先発3番手のポジションが濃厚だ。

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順風満帆かに見えていた矢先、開幕を約2週間後に控えた日に予想外の痛みを経験し、予定されていたオープン戦を消化できずにいる。

詳細な復帰日は決まっていないが、カージナルスのマイク・シルト監督は、「キム・グァンヒョンは先発だ」と断言し、熱い信頼を示した。

シルト監督は3月24日(日本時間)、現地メディアとのインタビューで、「キム・グァンヒョンのオープン戦登板の日程は決まっていない」とし、「キム・グァンヒョンが中継ぎにポジション変更される可能性はあるのか」という質問に対しては、「NO、誰が何と言おうとキム・グァンヒョンは先発投手だ」と力を込めて話した。

背中の痛みを発症する直前まで、オープン戦2試合に登板していたキム・グァンヒョン。3月4日のニューヨーク・メッツ戦では0.2回4失点、9日のマイアミ・マーリンズ戦では2.1回4失点と乱調を見せていた。

この結果に対してとあるメディアは、キム・グァンヒョンが昨年記録した低い奪三振率に触れ、オープン戦で球速が落ちていることを問題視して苦言を呈していた。

(写真=カージナルス公式Twitter)キム・グァンヒョン

しかし、シルト監督の言葉が全てを一掃した。特に、現在のカージナルスでは先発陣が相次ぐ負傷に悩まされており、かえってキム・グァンヒョンの存在感が増している状況だ。肘の手術を受けたダコタ・ハドソン、肩の痛みを発症しているマイルズ・マイコラスなど、先発陣に赤信号が灯っている。

16日にキャッチボールを再開したキム・グァンヒョンは、18日と21日にブルペンで投球練習をし、23日のシミュレーションゲームでコンディションチェックを終えた。

シルト監督は、「シミュレーション後のキム・グァンヒョンの状態は把握できなかったが、調子は良さそうだった」と明らかにしている。特段異常がなければ開幕前にもう1度オープン戦に登板する可能性は高い。

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