「Kリーグにもう少し若い頃に来ていれば…」
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3月21日にKリーグ1（1部）第6節の水原三星（スウォン・サムスン）ブルーウィングス対FCソウルが水原ワールドカップ競技場で行われ、アウェーのFCソウルが2-1で勝利した。
FCソウル所属の元サッカー韓国代表MFキ・ソンヨン（32、FCソウル）はこの試合、4-2-3-1の2ボランチの一角でキャプテンマークを巻いて先発フル出場。0-1とリードされた前半45分に3試合連続弾となる同点ゴールを決め、チームの逆転勝利に貢献した。
これでリーグ3連勝に成功したFCソウルは4勝2敗の勝ち点12とし、全北現代（チョンブク・ヒョンデ）モータースに次ぐ12チーム中2位につけた。
キ・ソンヨンは試合後、「ソウルが粘り強くあきらめなかったことに満足している」とチームの戦いぶりを評価すると、「アウェーでの勝ち点3がどれほど大きな意味を持つかは誰もがよく知っている。ここまでの6試合で最も幸せな勝ち点だった」と、“スーパーマッチ”とされる水原三星とのダービーで勝利できたことに喜びを示した。
キ・ソンヨンは得点後のセレモニーを水原三星のベンチ前で披露した。これについては「意図したのではない。（セレモニーを）やろうとしたら水原三星のベンチに行ってしまったようだ。挑発するつもりはなかった」とし、「貴重な同点ゴールだった。熾烈さの末に勝ち点3を得られて良かった。今後も水原三星との対決が待ち遠しい」と強調した。
昨年7月にFCソウルに加入し、11年ぶりのKリーグ復帰を果たしたキ・ソンヨンだが、2020シーズンは負傷などもあって5試合の出場にとどまった。ところが、今シーズンはすでに6試合に出場し、3ゴール1アシストと活躍を続けている。
ただ、キ・ソンヨンは自身のプレーに満足しながらも、残念さも隠さなかった。
キ・ソンヨンは「個人的には“もう少し若い頃に（Kリーグに）来ていたらどうだったか”と思っている」とし、「今も良い姿を見せているが、全盛期の姿を見せられたらと思っている」と話した。
続けて「年齢は若くもなく、自分の身体の状態も100％とは思えない」とし、「それでも自分の持つ能力で良いサッカー、良い姿を見せられるために努力している。でも、もっと若い頃に来ていたら、よりフレッシュな姿を見せられたと思う」と力強く語った。
FCソウルは次戦、国際Aマッチ期間終了後にの4月3日にホームのソウルワールドカップ競技場で江原（カンウォン）FCとの第7節を予定している。
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