カージナルスのキム・グァンヒョンが練習再開へ、リーグ初戦欠場が“期待の表れ”となる理由とは

体の痛みのためしばらく休息を取っていたセントルイス・カージナルスのキム・グァンヒョンが、トレーニングを再開するようだ。

MLB.comは3月16日(日本時間)、「カージナルスの左腕キム・グァンヒョンが投球練習を再開する」と明らかにした。同日、カージナルスのマイク・シールド監督も「キム・グァンヒョンが今日か明日にはキャッチボールをする。非常にポジティブだ」と練習再開のニュースを伝えた。

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3月9日のオープン戦で2番手に登板していたキム・グァンヒョンは、14日のシンシナティ・レッズ戦に登板する予定だったが、ブルペンでの投球中に痛みを訴えたため一時中断していた。 

シールド監督は当時、「キム・グァンヒョンはリーグ初試合に登板できないかもしれない。 ほかにも先発候補がいる」とし、キム・グァンヒョンのシーズン初登板が遅れることを示唆している。

セントルイス・カージナルスのキム・グァンヒョン

この日シールド監督は、「負傷はさほど深刻ではない。しかし、早期の復帰は強要しないつもりだ」と明らかにし、「最上のシナリオは、キム・グァンヒョンがシーズン開幕後に復帰することだ」と述べ、チーム内でのキム・グァンヒョンの重要性を伺わせていた。

キム・グァンヒョンは今年のキャンプでオープン戦2試合に登板し、3イニング被安打10、8失点(自責点7)、防御率21.00と調子が上がらない状況に置かれていた。

キム・グァンヒョンの復帰時期が未定で、先発4番手のマイルズ・マイコラスも右肩の痛みで休息に入ったため、カージナルスのシーズン序盤は、ジャック・フラハーティ、アダム・ウェインライト、カルロス・マルティネス、ジョン・ガント、ダニエル・ポンセ・デ・レオンの5人で先発ローテーションを組むと予想されている。

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