韓国の囲碁棋士シン・ジンソ九段の独走止まらず…15カ月連続で国内ランキング首位キープ

2021年03月07日 スポーツ一般

農心杯の英雄シン・ジンソ九段の独走がとどまることを知らない。2月にもランキングポイント24点を追加し、1万266点を記録。15カ月連続でランキング首位を維持した。

シン・ジンソ九段は、3年ぶりに農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦奪還を決定付けた4連勝をはじめ、KB国民銀行囲碁リーグや竜星(ヨンソン)戦本戦などで勝利するなど、1月に次いで2月も9勝1敗を記録し、勝率90%を維持した。

中国1位の柯潔(カ・ケツ)九段までも破り、全盛期を迎えたシン・ジンソ九段の勢いは今が最高潮と言っても過言ではない。彼の独走はしばらく続く見通しだ。

シン・ジンソ九段

ランキング2位は、9964点を記録したパク・ジョンファン九段だ。ペク・チャンヒ四段に敗れたこと以外では、KB国民銀行囲碁リーグや名人戦、竜星戦、マキシムコーヒー杯入信最強戦本戦などで勝利し、6勝1敗で2位の座を守った。以下はイ・ドンフン九段とキム・ジソク九段が5位と6位に順位を変えただけで、残りトップ10圏内の変動はなかった。

2020-2021シーズンのKB国民銀行囲碁リーグで全勝を記録し、その名をとどろかせているウォン・ソンジン九段は、ランキングポイント46点を獲得。9619点で8位のカン・ドンユン九段まで、残り6点差に迫った。

100位圏内には、65位に浮上したヒョン・ユビン四段、56位を記録したホン・ムジン四段の爆発的な上昇具合が目を引いた。

一方、5勝4敗を記録したチェ・ジョン九段は33位にランクダウン。1月に99位だったオ・ユジン七段も100位以下に転落した。

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