4連覇達成した全北現代の“心臓”…KリーグのシーズンMVPに輝いた韓国代表MFソン・ジュンホとは

2020年11月07日 サッカー #Kリーグ

史上初のKリーグ1(1部)4連覇を達成した全北現代モータースを支えた“アンサンヒーロー(縁の下の力持ち)”こと韓国代表MFソン・ジュンホ(28)が表彰された。

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ソン・ジュンホは、11月5日にソウルのスイスグランドホテルで行われた「HANA 1Q(ハナワンキュー)Kリーグ1大賞授賞式2020」で、最高の栄誉であり最大の激戦地と呼ばれる最優秀選手(MVP)に選ばれた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)MVPに選ばれたソン・ジュンホ

ソン・ジュンホはKリーグ1の12チーム監督12票中8票、キャプテン12票中4票、メディア115票中46票を獲得。得点王(26ゴール)のジュニオール・ネグラン(34・蔚山現代)にわずかに競り勝ち、生涯初のMVPに輝いた。

ジュニオールはキャプテン(7票)やメディア(57票)からはソン・ジュンホよりも支持を得たが、監督からは3票しか得られず、惜しくもMVPを逃した。

守備面で驚異の数値を記録

今回のソン・ジュンホ受賞は、KリーグのMVPがこれまでスポットライトを浴びるポジションの選手に独占されていた点で、大きな意味がある。

Kリーグ1のMVPは、これまでフォワードや攻撃的な中盤の選手が主に選ばれてきた。

昨シーズンは蔚山現代所属のMFキム・ボギョン(現・全北現代)がMVPに輝き、それ以前もイ・ドングッやキム・シンウク、キム・ウンジュンなど、ゴールやアシストを多く決めた選手が名を連ねている。

一方、ソン・ジュンホのポジションは、試合中最もきつい仕事をしながら、一番目立つことのない守備的MFだ。

そんな彼は、リーグ優勝を果たした全北現代の心臓として、MVPにふさわしい活躍をシーズン通して披露した。

今シーズン、ソン・ジュンホはリーグ戦25試合で2ゴール5アシストを記録すると、地上での競り合い(75回)やパスカット(171回)、ボール奪取(291回)、中央地域でのパス回数(1124回)部門で1位を占め、タックル成功(33回・2位)、インターセプト(51回・5位)など、すべての部門で上位にランクインした。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)中盤の底でチームに貢献したソン・ジュンホ

MVP受賞に際し、ソン・ジュンホは「本当に幸せだ。来シーズンもMVPにふさわしい活躍ができるよう、さらに準備に励みたい。そして、再びこの場に立ちたい」と笑顔で語った。

また、“MVP受賞の原動力は何か”と問われると、「ミッドフィールドで自分の長所を最大限発揮できたようだ。チームのリーグ優勝の助けになり、MVP受賞にまでこぎつけることができた」と述べた。

ポジション変更が飛躍のきっかけに

もともと、ソン・ジュンホは守備的MFが本職では無かった。去る2014年のプロデビュー直後は主に現在の一列前のポジションでプレーし、守備よりも攻撃で存在価値を発揮していた。

そんな彼が、2018年から加入した全北現代で国内屈指の守備的MFに生まれ変わったのは、チームでコーチを務めるキム・サンシクから大きくインスピレーションを受けたことが理由だという。

キム・サンシクは、去る2009年から2013年まで全北現代でプレーした後に現役を引退し、そのままコーチとして入閣。現役時代は守備的MFとして、Kリーグや韓国代表でトップレベルの活躍を披露していた。

キム・サンシク

ソン・ジュンホは「キムコーチから守備的MFとしてのポジショニングや、主要な状況での対処法などを教えてもらった。自らポイントをつかみ、ピッチ上で見せようとしたのが(新ポジションへの適応に)役立った」とし、「サッカー選手として成長するには、どのポジションであれ、監督が望むことをすべて見せなければならない。今シーズンは毎試合出場するたび、自身の持ち味を発揮しようと考えていた」と話した。

Kリーグ王者の全北現代は、今シーズンあと2大会を残している。

まずは、来る11月8日にホームで行われる蔚山現代とのFAカップ決勝第2戦(第1戦は1-1のドロー)で、史上初のダブル(2冠)に挑戦する。

そして、11月後半からはカタールで集中開催するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、2016シーズン以来の優勝を目指す。

「授賞式が終わって、ジュニオールから“おめでとう。日曜の試合(FAカップ決勝第2戦)は優しくな”と言われた」と笑顔で語ったソン・ジュンホ。チームのさらなる偉業達成のため、粉骨砕身で試合に臨む決意を明かした。

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