Kリーグの「ヤングプレーヤー賞」、出場義務規定は22歳以下なのに“23歳”も受賞できる理由

2020年09月10日 サッカー #Kリーグ
このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国のKリーグは、2013年に23歳以下(U-23)選手の出場義務規定を作り、若手選手に成長の機会を提供している。

【注目】Kリーグの若手有望株7人を一挙紹介

Kリーグの「新人選手賞」が「ヤングプレーヤー賞」に変わったのも、その時からだった。事実上、1年目の新人選手が出場機会を多く与えられない環境で、賞の重みを回復するための方法だった。デビュー3年目以下、かつ23歳以下の選手に受賞資格が与えられる。

ただ2019年からは、出場義務規定の年齢が22歳以下とさらに低くなった。それでもヤングプレーヤー賞の受賞資格は以前と同じままだ。なぜだろうか。

あえて受賞候補者を縮小する必要はない

韓国プロサッカー連盟は出場義務年齢を22歳に引き下げながら、ヤングプレーヤー賞の受賞資格である年齢も調整しようと検討した。ヤングプレーヤー賞の設立趣旨自体が出場義務規定と連動していたため、関連性をつけるためには候補者の年齢も下げたほうがいいという意見もあった。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)蔚山現代のウォン・ドゥジェ

しかし韓国プロサッカー連盟は、規定とは別に賞の受賞資格はそのまま維持することにした。

年齢を引き下げると、デビュー3年目以下のU-22選手だけが受賞資格を備えることになる。その分、選択肢が狭まる結果につながる可能性が高い。ただでさえ若い選手たちは出場する機会が乏しいのに、あえて受賞候補者を縮小する必要はないという判断だった。

韓国プロサッカー連盟の関係者は、「規定と受賞資格を同じにするのも悪くない方法だ。象徴的な面で、意味が明確になる。しかし受賞候補者は、多ければ多いほど競争が激しくなり、大衆的な興味も集まるといえる。その点を考慮して、受賞資格は以前のままにした。今後も大きな異変がない限り、変わらないと思う」と説明した。

規定に基づき、今年はデビュー3年目以下で、1997年1月以降に生まれた選手がヤングプレーヤー賞を受賞することができる。

U-22の規定に含まれてはいないが、プロ3年目以下のKリーグ選手としてはソン・ボムグン(全北現代)、ウォン・ドゥジェ(蔚山現代)、イ・ドンギョン(蔚山現代)、キム・ドンヒョン(城南FC)、チョン・テウク(大邱FC)など、1997年生まれの選手もいる。U-23韓国代表の中心メンバーでもある彼らは、今季がヤングプレーヤー賞を受賞できる最後の機会だ。

(写真提供=KFA)全北現代のGK​​​​​​ソン・ボムグン

なお強力な候補に挙げられるソン・ミンギュ(浦項スティーラーズ)は、彼らより2歳年下の1999年生まれだが、2018年にデビューして今年でプロ3年目に入った。年齢的にはまだ余裕があるが、年次によって今年が受賞できる最後の年になる。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事


RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真


TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集