「実はブラジルW杯のあと、韓国代表監督の職を望んでいた」
韓国代表とフィリピン代表は1月7日、UAEのドバイで2019年アジアカップ・グループリーグ初戦を行うが、フィリピン代表を指揮するスウェーデン出身のスヴェン・ゴラン・エリクソン監督が、4年前に韓国代表監職を望んでいたということが、明らかになった。
サッカー界に詳しい関係者は1月7日、「当時は中国プロリーグで指揮していたエリクソン監督だが、韓国代表監督職に大きな関心を示し、自分の息子と韓国人エージェントを通じてその意志を積極的に示した。お金は大きな問題ではないという考えも伝えてきた」とし、「当時の代表コーチに内定していたシン・テヨンなどとチームを作れば、韓国サッカーはブラジルW杯惨敗の悪夢から立ち直ることができると分析した」と明らかにした。
(参考記事:イラン代表監督がアジアカップ4強国を予想。「豪州、韓国、日本、そして…」)
大韓サッカー協会首脳部にもエリクソン監督の意志は伝えられたが、結局、招聘されたのはドイツ出身のウリ・シュティーリケ監督だった。
ただ、シュティーリケ監督が作り上げた韓国代表の結果は残酷だった。シュティーリケ監督はロシアW杯アジア最終予選途中に更迭されている。
それだけに、「もしも」という言葉が脳裏をよぎる。
というのも、エリクソン監督はスウェーデンが生んだ世界的名将だ。