パク・チュホがKリーグ首位を走るチームの好調さに言及「昨季よりも今季の方が強い」【一問一答】

「毎日代表チームで練習しているみたいだ」

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かつてJリーグやブンデスリーガ、スイスリーグでプレーしたパク・チュホ(33・蔚山現代FC)は、笑いながらそう語った。

パク・チュホは7月18日に行われたKリーグ1(1部)第12節の江原FC戦でフル出場し、チームの1-0の勝利に貢献した。蔚山現代は現在、2位の全北現代モータース(勝ち点26)を差を離し、勝ち点29でリーグ首位に立っている。

試合後、記者会見に参席したパク・チュホは「前半戦を1位で終えた。(後半戦の)ファーストゲームでも1位の座を守れたことを嬉しく思う」とし、「暑さに加えて湿気もあり、チーム全員が大変だったが、勝ち点3を得られて嬉しい」と述べた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)パク・チュホ

パク・チュホは昨シーズンから負っていたすねの疲労骨折に悩まされ、去る5月8日に2020シーズンが開幕して以降も戦列に戻れず気をもんでいた。

だが、6月6日の第5節浦項スティーラース戦での途中交代でシーズン初出場を果たすと、最近では以前の姿を着実に取り戻しつつある。

特に、7月12日に行われた第11節大邱FC戦では、今季7得点を挙げているブラジル人FWセジーニャ(30)を密着マークで封じ込め、自身の存在価値を高めた。試合も3-1で蔚山現代が勝利を収めた。

また、大邱戦では左サイドバックとして先発出場しながらも、後半途中から2列目にポジションを変えて試合をクローズさせるなど、守備のマルチロールぶりも見せつけた。

「昨シーズンは我慢しながらプレー、今シーズンは100%のコンディション」

以下、江原FC戦終了後に行ったパク・チュホとの一問一答。

―ますますパフォーマンスが良くなっているようだが。

負傷部位(すねの疲労骨折)が完ぺきに治った。だから、コンディションを引き上げることだけに集中してトレーニングを行っている。持続的に試合には出場出来ているが、それに満足せずさらに(コンディションを)引き上げようと努力している。自分が努力する姿を見せれば、それが他の選手にも伝わるはずだ。

―昨シーズン、周囲からはコンディションの低下が唱えられていたが。

すねの疲労骨折を我慢しながらプレーしていた。優勝争いの真っただ中だったから、耐えてやり続けなければならないと思っていた。もっと早く完治していれば、昨シーズンもコンディションを引き上げられたけど…。

だから、昨シーズンはバランスもそうだしコンディションが良くなかった。今シーズンは完ぺきに治療をした後、100%のコンディションでスタートさせるという気持ちだったが、それが上手く行った。

―昨シーズンと今シーズン、ピッチ上での蔚山現代はどう変わったのか。

毎試合で結果を残している。例えば、昨シーズンは良かった試合も良くなかった試合もあったが、良くないときに結果を出せなかった。今年は(上手く行かなかった試合も)最後までみんなが集中し、結果を出せている。そういう力が備わったようだ。

最善を尽くせなければ他の選手が機会を得るからこそ、誰もが最善を尽くす。昨シーズンも強かったが、今シーズンの方がもっと強い。チームは楽しい雰囲気の中でも緊張感を持ち、落ち着いて試合の準備を進めている。

―蔚山現代には代表でともにプレーした選手も多いが。

その感覚はある。代表チームで練習しているような気分を蔚山現代で味わっている。すでに知っている選手も多いし、彼らは皆技量が優れているから面白い。だからこそ、良い姿を見せられているのだろう。

―ソル・ヨンウ(21)やウォン・ドゥジェ(22)など、守備的選手で若手の成長が目立つ。先輩として助言はしているのか。

とてもチームの活力になる。最近では2人がポジティブな効果をもたらしている。ときには我々よりもさらに老練な試合運びを見せる。自分が助言せずとも、2人はすでに優れている。

―チームメイトのイ・グノ(35)もリハビリに苦しんでいたようだが。

2カ月近く、一緒にリハビリをした。“今シーズンは完ぺきな身体を作り上げてチームに貢献しよう”と意気込んでいた。グノ兄さんも痛めていた部位を治し、すでにプレーしている。(今後はもう)ケガをせず、幸せにサッカーをしたい。

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