韓国Kリーグの夏の移籍期間も残りあとわずかとなっている。
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去る6月25日に幕を開けた夏の移籍市場は、来る7月22日に終わる。
5月の開幕から2カ月程度消化した各クラブは、今回の移籍市場でチームに足りない人材を補強した。だが、昨冬ほど積極的に大金をはたいたクラブはほとんどいなかった。
レンタルを利用して必要最低限の選手を迎え入れるだけで、“ビッグディール”と言われるような移籍はまだ見られていない。
特に、以前から騒がれている元韓国代表MFキ・ソンヨン(31・無所属)の古巣FCソウルの復帰が未だ足踏み状態だ。
現在、マジョルカとの契約が6月30日付で満了した彼は韓国に帰国し、2週間の自主隔離を終えて個人練習でコンディションを管理している。
冬の移籍市場でキ・ソンヨン獲得を逃したソウルは、今夏に再び移籍交渉を行っている。ソウル率いるチェ・ヨンス監督は「移籍市場の締め切りまで残りわずかなため、クラブに引き続き話を伝えている」と話した。
ソウル関係者は「常識の範囲で、我々が提示可能な最大額を提示した」とし、「連絡を待っている」と明かした。一方、キ・ソンヨン側はこれについて「基本的な提示を受けたが、今のところは返答する部分が無い」と言葉を控えた。
移籍市場が冷え込んでいる状況でキ・ソンヨンが古巣復帰の決断を下せば、今夏最大の“ビッグディール”となるだろう。だが、そのカギを握るキ・ソンヨン側が、ここまで去就の件についていかなる発信もしていない。
他のチームは必要な人材をすでに確保していることからも、これから移籍期間が終わるまでに“ビッグディール”が生まれる可能性は低い。
だが、キ・ソンヨンの去就がこの間に決まれば、今回の移籍市場の目玉として注目されることになるだろう。
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