10月に“チーム・キム”は、五輪前後に協会幹部やコーチから不当な扱いを受けたとして告発状を発表し、カーリング界に大きな衝撃を与えた。
育ての親とも言うべきキム・ギョンドゥ氏(大韓カーリング競技連盟副会長)、キム・ミンジョン、チャン・バンソク監督が、いつからか私的な目標のために自分たちを利用していると主張した。
特に指導者たちから罵言と暴言を浴びて侮辱感に苛まされ、褒賞金もまともにもらえていないという衝撃的な内容が含まれていた。
“キム・ギョンドゥワールド”とされていたカーリング界の不条理が世間に知れ渡り、大きなイシューとなった。
その過程で“チーム・キム”の競争相手にある他の地域の選手、指導者たちも彼女たちを支持し、キム前副会長一家の実態が明らかになったことで結局、競技連盟の指導部全員が辞任する形で帰結し、韓国カーリング界は今、新しい転換点を迎えている。