リュや元巨人の山口俊が属する「トロントはマラソンよりも短距離が効果的」

今季、トロント・ブルージェイズはチーム・リビルディングの段階から脱し、いよいよライバルたちと競争するステージに移動する。

 『MLB.com』は7月2日(日本時間)、「トロントはマラソンよりも短距離スプリント競走の方が効果的だ」と分析した。

その中心にいるのが、リュ・ヒョンジンだ。『MLB.com』は、リュ・ヒョンジンを中心とするベテラン投手陣を強力な武器に挙げたのだ。

【写真】元巨人の山口と韓国リュ・ヒョンジンの「寂しすぎるキャッチボール」

 若い投手は好不調のアップダウンが予想されるため、ベテラン投手の安定的なローテーションが大きな力になると判断しているのだろう。

さらに有望株の剛速球投手ネイト・ピア―ソンも待機している。また、ウラジミール・ゲレーロ・ジュニアなどで構成された若手野手陣の活躍も予告した。

リュ・ヒョンジン

ブルージェイズは昨季、67勝95敗でア・リーグ東地区4位に終わった。

しかし、今季メジャーリーグは超ミニシーズンとなる。60試合体制では生半可な予想では外れかねない。

ブルージェイズは全盛期を謳歌するリュ・ヒョンジンとともに、若い野手陣が豊富だ。

ブルージェイズは今季よりも来季、再来季に向けて動いているが、今季は異変を起こすことも十分可能だ。リュ・ヒンジンが先発で活躍すれば、ポストシーズンの舞台に立つことも夢ではないだろう。

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