光州(クァンジュ)FCのヤシル・アサニが、Kリーグ1第3節のMVPに選ばれた。
アサニは3月1日、光州ワールドカップ競技場で行われたFC安養(アニャン)戦で2ゴールを記録し、チームの2-1の勝利に貢献した。
アサニは1点差で迎えた後半11分に同点ゴールを決めると、同43分にはペナルティエリア外右から左足で巻いたコントロールシュートを突き刺し、劇的な逆転勝利に導いた。
ベストマッチも光州と安養の試合だ。同日は安養が前半15分にモタのゴールで先制したが、後半にアサニの2ゴールで逆転した光州の勝利で幕を閉じた。
そんな光州が、ベストチームにも選ばれた。光州はMVPのアサニをはじめすべての出場選手が試合終了まで鋭い集中力を発揮し、劇的な逆転勝利、さらにはシーズン初勝利に成功した。
なお、光州からはアサニのほかオ・フソン、イ・ミンギがベストイレブンに選ばれた。
Kリーグ2第2節のMVPは金浦(キムポ)FCのルイス・ミナだ。
ルイス・ミナは1日、安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース戦で2ゴールを記録し、チームの2-0の勝利に貢献した。同日、ルイス・ミナは後半2分にフリーキックで先制点を決めると、同28分には左足の強力なシュートを突き刺し、追加点もマークした。
ベストマッチは、2日に天安(チョナン)総合運動場で行われた天安シティFC対富川(プチョン)FC 1995だ。試合は後半14分にカン・ヨンフンのゴールで天安が先制したが、富川が後半39分のホン・ソンウク、同42分のガレゴのゴールで2-1の逆転勝利に成功した。
富川の勝利に貢献したホン・ソンウクとガレゴはベストイレブンにも選ばれ、勝利した富川はベストチームに選出された。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:オ・フソン(光州FC)、チュ・ミンギュ(大田ハナシチズン)、ヤシル・アサニ(光州FC)
MF:イ・テソク(浦項スティーラーズ)、キム・ミンヒョク(蔚山HD FC)、ダリヤン・ボヤニッチ(蔚山HD FC)、キム・ヒョンウク(大田ハナシチズン)
DF:イ・ミンギ(光州FC)、キム・ヨングォン(蔚山HD FC)、キム・ジュソン(FCソウル)
GK:ムン・ジョンイン(蔚山HD FC)
―Kリーグ2
FW:ルイス・ミナ(金浦FC)、ステファン・ムゴシャ(仁川ユナイテッド)、ジョン・アイルデール(ソウルイーランドFC)
MF:ガレゴ(富川FC 1995)、ト・ドンヒョン(慶南FC)、キム・ソンミン(忠北清州FC)、キム・ソンミン(仁川ユナイテッド)
DF:コナー・チャップマン(金浦FC)、イ・チャンヒョン(金浦FC)、ホン・ソンウク(富川FC 1995)
GK:リュ・ウォヌ(慶南FC)
【文=ピッチコミュニケーションズ】
前へ
次へ