「ソン・フンミンのステップアップは近い」と韓国紙。父親が語った“ワールドクラス”の基準にも注目

ソン・フンミンがステップアップする時期は近いかもしれない。

早ければ今夏にもキャリアの頂点を極める新天地を選ぶか、関心が集まっている。

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“サッカー選手の全盛期”と呼ばれる20代後半を過ごすソン・フンミンは、2019-2020シーズン終了直後、欧州リーグでの生活に転換点を迎えるとみられている。

イングランドやスペイン、ドイツなどビッグリーグの主要メディアも、ソン・フンミンの去就に注目している。

新型コロナウイルス感染症の影響でプレミアリーグが中断される中、ソン・フンミンは韓国に戻り基礎軍事訓練消化を考慮していると知られている。

韓国代表でのソン・フンミン

今夏の移籍や、新シーズンに向けたわずかなオフシーズンなど、自身を取り巻くあらゆる状況に備え、現状を有意義に活用しようという意図がみられる。

“DESKライン”解散の危機?

トッテナムは、前任のマウリシオ・ポチェッティーノ監督体制で昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準優勝を達成した中心選手と、相次ぐ別れの兆しを見せている。

過去5年間、トッテナムの攻撃を担った“DESKライン(デレ・アリ、エリクセン、ソン・フンミン、ケイン)”の崩壊がそれを象徴している。

まず、契約延長交渉がこじれたクリスティアン・エリクセン(28)は、冬の移籍市場でインテルへの移籍を決めた。

2024年までの長期契約を結んだ“エース”ハリー・ケイン(26)も、イギリスメディアを通じてビッグクラブからのラブコールがあることを認め、トッテナムの低迷が続けばチームを去ることもあるニュアンスを話している。

ソン・フンミンは2月15日のアストン・ヴィラ戦で右腕を骨折し、現在はリハビリ中だ

エリクセンに次いでケインまで移籍するとなれば、ソン・フンミンの去就にも相当な影響が及ぶという見解が大多数だ。

ソン・フンミンも、全盛期の年齢にあることを考慮し、“真の”ワールドクラスの選手になるならば、優勝に手が届くビッグクラブで新しい挑戦を始めるのも一つの手だ。

18歳だった2010年当時、ドイツ・ブンデスリーガのハンブルクでプロデビューしたソン・フンミン。ハンブルクで3シーズン、バイエル・レバークーゼンで2シーズンを過ごし、計5年間で公式戦49ゴール(161試合出場)という成績をひっさげ、プレミアリーグに参戦した。

デビュー当時のソン・フンミン(写真右)

プレミアデビューの2015-2016シーズンこそ適応に苦しんだものの、直にイングランドの水に慣れ、信頼のおける選手へと変わっていった。トッテナムでは通算220試合に出場し、83ゴール(プレミアリーグ51得点、カップ戦15得点、CL・EL17得点)を記録している。

両足どちらからでもシュートを狙える得点力や圧巻のスピードに加え、アジアサッカー市場の開拓を担える知名度も持つソン・フンミン。欧州各地のビッグクラブが彼を注視しない理由がない。

父親が話す“ワールドクラス”の基準とは

時計の針を7年前に戻してみよう。

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