来季より米国女子ツアーでプレーする韓国女子ゴルファー、ユン・イナ(21)が新たなアンバサダーと契約した。
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2月5日、韓国のゴルフテクノロジー業者「creatz」の統合ブランド「UNEEKOR」は、2025年の新アンバサダーにユン・イナを起用したことを発表した。
UNEEKORは今回の契約を通じて、既存のアンバサダーであるキム・ヒョージュ、ファン・ユミンのほかユン・イナにも、ツアー活動や練習環境に必要なローンチモニター、AI基盤のスイング分析などの技術をサポートする予定だ。
creatzによると、ユン・イナは去る1月23日に米フロリダ州オーランドで行われた「2025 PGAマーチャンダイズショー」に参加した際にUNEEKORブースを訪問し、製品体験や関係者との交流の時間を設けたという。
creatz関係者は「ユン・イナ、キム・ヒョージュ、ファン・ユミンと2025年のUNEEKORをともに始めることになって嬉しい。優れた実力と多様な魅力を誇る3人のプロゴルファーと作り出すポジティブなシナジーが期待される」と伝えた。
なお、ユン・イナは2月6日に米フロリダ州のブラデントンCCで開幕した「ファウンダーズカップ」で米国女子ツアーデビューを飾った。
◇ユン・イナ プロフィール
2003年5月2日生まれ。韓国・ソウル出身。小学5年生から本格的にゴルフを開始。アマチュア時代は国家代表に選ばれた経験もあるほか、2019年の「韓国女子アマチュアゴルフ選手権」では大会史上4人目の“中学生王者”に輝き、2021年に正式にプロ転向。2022年6月の「DBグループ・第36回韓国女子オープン・ゴルフ選手権大会」で“誤球プレー”を犯すルール違反をし、韓国ゴルフ協会、韓国女子プロゴルフ協会から3年間の出場停止処分が下された。ただ、出場停止期間の社会奉仕活動やファンによる3500件近い嘆願によって、処分期間が「3年」から「1年6カ月」に減免し、2024年シーズンより韓国女子ツアー復帰。同年は大賞(年間MVP)、賞金女王、平均ストローク賞の個人三冠を達成した。2024年12月に行われたQシリーズ(最終予選会)を8位で通過し、2025年シーズンより米国女子ツアーでプレー予定。
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