史上初のオリンピック進出を狙う韓国女子サッカーの最後の関門は、中国となった。
コリン・ベル監督が率いる女子サッカー韓国代表は、2020東京五輪アジア最終予選プレーオフで、中国と激突する。
中国は2月13日、シドニーで行われたアジア最終予選グループBの最終戦でオーストラリアと対戦し、1-1で引き分けた。オーストラリアと中国は並んで2勝1分(勝ち点7)としたが、得失点差でオーストラリアがグループBの1位となった。
韓国は予選でミャンマーとベトナムを相次いで撃破し、グループA首位でプレーオフに進出している。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは、中国(15位)が韓国(20位)よりも優位だ。しかし2019年12月に釜山(プサン)で開催された東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権では、0-0で引き分けたことがある。試合内容は韓国が上だったとの評価もある。
さらに当時は韓国のエース、チ・ソヨンが招集されていなかった。チ・ソヨンはグループステージ2試合で3ゴールを記録するなど、快調なコンディションを見せている。
韓国と中国のプレーオフは来る3月6日と11日、ホーム&アウェー方式で行われる。ここで勝利すれば、東京五輪の出場権を獲得できる。
韓国女子サッカーはこれまで1度もオリンピック本選に出場したことがない。
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