サッカー韓国代表FWソン・フンミン（31、トッテナム）が、アジアカップ準決勝敗退に自責の念を明かした。
韓国代表は2月7日（日本時間）、アフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われたアジアカップ準決勝でヨルダン代表に0-2で敗れた。
キャプテンのソン・フンミンは先発フル出場。試合は序盤からヨルダンの猛攻を浴び、後半に2失点する苦しい展開となったが、ソン・フンミンは終了直前まで果敢なドリブル突破でゴールを狙い、チームをけん引していた。
ただ、そんなキャプテンの奮闘も虚しく。試合は2点差で敗北。64年ぶり優勝を目指した韓国の挑戦はベスト4で終わることとなった。
試合後、「自分にチームを引っ張る力が足りなかったのではないかと、また反省することになりました」と自責の念を述べたソン・フンミン。
「（アジアカップという）メジャー大会でベスト4まで勝ち進み、準決勝の試合を戦いましたが、とても緊張して足りない姿を見せてしまったと思います。サッカーファンの方々に対し、申し訳ない思いが大きいです」と悔しい思いを明かした。
また、準決勝敗退によって多くの批判を受けているクリンスマン監督については、「当然、監督は結果を出さなければならないですし、監督というポジションだからこそ評価を受けるものだと思います」とコメント。
そのうえで、「（監督は）本当に最善を尽くしたと思います。トーナメントが始まる前も監督に対する様々な話があって、監督も本当に相当なプレッシャーを持っていたと思います。だからこそ、勝利できるように選手たちが隣でたくさん助けなければならないですし、選手たちももっと多くの責任感を背負わなければならないと思います」と、韓国国内で批判を受けている指揮官に対する思いを明かしていた。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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