日本はもちろん、韓国でも有名なタレント兼格闘家である秋山成勲が、674日ぶりに出場したONEチャンピオンシップ復帰戦で1ラウンドKO負けを喫した。
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しかし、本紙『スポーツソウル』は「2年ぶりにリングに上がった48歳のチュ・ソンフン(秋山の韓国名)が私たちに残したもの」と称賛の見出しで報じた。
秋山は1月28日、東京・有明アリーナで行われた『ONE165』でニッキー・ホルツケンと特別ルールでのスーパーファイトで対戦した。
この試合は第1ラウンドをボクシング、第2ラウンドをムエタイ、第3ラウンドを総合格闘技方式で行うことで合意した。
ニッキー・ホルツゲンは2015年から2016年までキックボクシング団体グローリーでウェルター級チャンピオンを務めた。また、2019年5月と10月にはONEチャンピオンシップのキックボクシングライト級タイトルマッチを戦ったこともあり、立ち技格闘技ではワールドクラスの選手だ。
柔道が基盤の秋山としては、相対的に不利な第1ラウンドと第2ラウンドをどう乗り越えるかがカギだった。
第1ラウンドのボクシング対決ではホルツゲンと距離を置きながらけん制。クリンチで相手に近づいたが、ホルツゲンの左パンチが的中して1分2秒で最初のダウンを喫した。その後、拳を交わしていたところ、今度はホルツゲンの右フックがヒットして1分40秒に再びダウンした。
試合をこれ以上進めることができないと判断した審判は、ホルツゲンの勝利を宣言した。
ホルツゲンに有利なルールと足りなかった準備期間、さらには48歳になる秋山の年齢などを考慮すれば、誰もが秋山が負けるしかないと予想していた試合であり、実際にそのように流れた。
しかし、ファイター秋山は40代を超えた年齢でも挑戦する深い印象を残した。なお、秋山の通算戦績は26戦16勝8敗2無効だ。
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