トッテナムは1月5日(日本時間)に行われたFAカップ3回戦でミドルズブラと対戦し、1-1の引き分けに終わった。90分で勝敗を決められなかった両チームは、日を改めて再試合を行う。
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この試合、2019年12月23日のプレミアリーグ第18節チェルシー戦で一発退場し、3試合の出場停止処分を受けたソン・フンミン(27・トッテナム)がグラウンドに復帰した。
負傷離脱中のハリー・ケインに代わり前線で起用されたソン・フンミンは、デレ・アリやルーカス・モウラとともに流動的にポジションを入れ替え、ミドルズブラの守備陣を翻ろうした。
しかし、ソン・フンミンは持ち味のスピードを生かして裏のスペースを攻めたものの、効果的なシュートを打つことはできなかった。
試合後、『WhoScored.com』はソン・フンミンをチーム内4番目の6.9点と評価した。トッテナムの最高評価点は同点弾をアシストしたオーリエ(7.9点)に与えられ、次いでルーカス・モウラ(7.7点)、トビー・アルデルヴァイレルト(7.2点)となった。
トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、試合後の記者会見で「ストライカーであるケインを欠いて試合をするのは難しいチャレンジだ。我々はソン・フンミンとモウラの機動力を生かそうとしたが、簡単ではなかった」と試合を振り返った。
また、「ソン・フンミンやモウラをケインと同じ役割に置き換えることはできない。ケインの離脱は大きな痛手だが、我々は現実を見て他のことを試みなければならない」と述べた。
ケインは今月2日のサウサンプトン戦でハムストリングを負傷。復帰は3月になると伝えられている。
エースストライカー不在の中、出場停止処分が解けたソン・フンミンの奮闘が期待される。
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