Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月25~26日に行われたKリーグ1(1部)第9節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第9節MVPは大田(テジョン)ハナシチズンのアゼルバイジャン代表DFアントン・クリボチュク(24)だ。
クリボチュクは4月26日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対大田の試合で先制ゴールを決め、大田の2-1の勝利に貢献した。
この日の試合で先発出場したクリボチュクは、後半5分にDFキム・ジフン(22)が右サイドから上げたクロスに反応し、先制ゴールを決めた。この得点はクリボチュクのKリーグ・デビューゴールでもあった。
同日、クリボチュクは得点以外にも試合通して安定した守備を披露し、大田を勝利に導いた。
ベストチームは江原(カンウォン)FCだ。江原は26日、春川松岩(チュンチョン・サンアム)スポーツタウンで行われたFCソウルとの試合で激しい接戦の末に3-2で勝利し、開幕9試合目にしてシーズン初勝利を収めた。
ベストマッチは26日に水原(スウォン)総合運動場で行われた水原FC対大邱(テグ)FCの試合だ。
この日の試合はFWイ・グァンヒョク(27)のゴールで水原FCが先制したが、大邱がブラジル人FWエジガル(36)のゴールで同点に追いつき、1-1の引き分けに終わった。両チームは90分通して激しい攻防戦を繰り広げ、計32本のシュートを記録するなど、お互い一歩も引かない猪突的なサッカーを繰り広げた。
なお、ベストイレブンには元湘南ベルマーレのMFハン・グギョン(33、江原FC)などが選ばれた。
Kリーグ1第9節ベストイレブンは以下の通り。
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FW:マルティン・アダム(蔚山現代)、ソ・ジンス(済州ユナイテッド)
MF:ガレゴ(江原FC)、ハン・グギョン(江原FC)、イ・ジンヒョン(大田ハナシチズン)、キム・スンデ(浦項スティーラーズ)
DF:チョン・スンヨン(江原FC)、アレックス・グラント(浦項スティーラーズ)、アントン・クリボチュク(大田ハナシチズン)、ソル・ヨンウ(蔚山現代)
GK:キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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