キム・ミンジェ(26、ナポリ)が“代表引退”を示唆するような発言をしたことに対して立場を明らかにした。
サッカー韓国代表は3月28日、ウルグアイとの親善試合を行い、1-2で敗れた。波紋を呼んだのは試合後の発言だった。
キム・ミンジェは試合後のミックスゾーンで「体力的に大変だ。メンタル的に崩れた状態」とし、「当分の間ではなく、今は所属チームにだけ集中するつもりだ。サッカーも体も大変だ。代表チームよりは所属チームに気をつけたい」と発言したのだ。
続いて、事前に調整された発言なのかという質問に「正確に申し上げるのは難しい…。これくらいでいいな」とミックスゾーンを離れた。
この発言に対して、一部では代表からの引退を示唆したのではないかという主張が提起されただけでなく、代表を軽視しているという批判も出た。
キム・ミンジェは試合翌日の本日(3月29日)午前、仁川(インチョン)国際空港を通じて出国。空港では特に説明をしなかったが、同日午後にSNSを通じて立場を明らかにしている。
なお、キム・ミンジェが自ら明かしたように、負担が大きいことは事実だ。今季からセリエA・ナポリでプレーしている彼は、リーグ戦、カップ戦、チャンピンズリーグなど複数のコンペティションで常時出場し、DFリーダーとして多大な影響力を発揮し続けている。
前任者のカリドゥ・クリバリ(31、現チェルシー)の穴を完璧に埋め、リーグでは2位ラツィオに勝ち点19の差をつけて首位独走(3月29日時点)、CLではベスト8まで残っている状況だ。
キム・ミンジェの立場文全文は以下の通り。
◇
まず、私の発言で驚いた選手、ファンの皆さん申し訳ありません。大変だという意味が間違って伝わったので、投稿します。
私は代表選手をしながら一度も最善を尽くさなかったり、国家代表チームのリストに名前を載せた時、国家代表チームの試合に先発出場する時、ただ一度も当たり前に思っていなかったし、軽い怪我があるという理由で、飛行時間が長いという理由で、試合が多くて体が大変だという理由で頑張らなかった試合はありません。
すべてを注ぎ込み、死ぬほど走りました。
昨日のインタビューで、私が太極マーク(韓国国旗)をつけてプレーした49試合はなくなり、太極マークの意味と重さとすべてを知らずに軽く考える選手になってしまいました。
ただ楽しくやってきた代表チームで、ますます比重が大きくなっている状況に負担を感じている状態であり、メンタル的に崩れたという話は競技場での負担感、自分はいつも頑張らないといけないという責任感、守備手として失点した時の失望感などが大変だったことをお伝えしたかったです。
たくさん愛されており、今、私が祝福された選手であることをよく認知しており、乗り越えなければならない部分だと思っています。短期間ですべての部分が精神的に問題になったことを知っていただき、代表選手として慎重でない点、成熟していない点、失望したファン、選手の方々にもう一度お詫び申し上げます。
いつも国家代表チームを応援してくださり、現場に来てくださるファンの方々、ありがとうございます。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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