日本も警戒する“韓国のイチロー”に不安要素?「まだ球にもまともに当てられてない」発言の真意とは

「早く風呂に入りたいし、夕食も食べたい」

―先に到着したヤン・ウィジが、あとからくる選手たちを心配していたが。

「自分はそれでも若いから大丈夫だ。先輩たちが大変そうだった。移動時間が長く、空港での待ち時間もかなり長かった。ただ、それ以外は面白い話もたくさんできて、楽しく韓国まで帰ることができた」

―バスが不便だったという話もあるが。

「はじめにLGツインズが支援してくれたバスは快適だった。途中で乗り換えたバスが少し不便だったが、それでも乗り換えた時間が夜明けだったので少し眠れた」

―アメリカで個人練習をし、所属球団と代表のキャンプもこなした。振り返ってみてどうだったか。

「まずは怪我なくすべてのトレーニングを消化できたことが最大の成果だと思う。ほかのことはよくわからない。まだ実戦で足りない面がある。韓国で試合があり、日本でも2試合あるので、実戦感覚を高めなければならない。今までアリゾナに行ったなかで天気が一番悪かったが、これからは慣れた高尺スカイドームで練習し、もっとコンディションを上げたい」

―代表の打者たちの打撃感が大きく高まっているようだが、自身が感じる現在の打撃感は。

「同僚打者は打撃感を継続することが重要だと思う。自分はまだ球にもまともに当てられずにいる。実際、先輩のことばかり心配するのではなく、自分のことを心配しなければならない。まずは球にしっかりバットを当てたい」

―韓国ではキム・ハソンとエドマンが合流し、いよいよ代表が完全体となる。期待が大きいと思うが。

「期待が大きい。完全体となって一緒にトレーニングできることは楽しいと思う。久しぶりに高尺に行くので、ワクワクする気持ちもある」

イ・ジョンフ(写真は昨年11月撮影)

―新しく変更した打撃フォームはどれくらい完成したか。

「実際、一度もやったことのない打撃フォームを試しているので、最初から上手くは行かないと思っている。それでも新フォームのなかでやりやすい部分を探している。アメリカである程度やりやすさを探して韓国に来た。その部分は良かったと思っている」

―プロになってから最も長い間、海外にいたのではないかと思うが。

「おそらくそうだ。一番長くいた。それでも耐えられた。自分にとって良い経験だったと思う」

「韓日戦で良い姿を見せたい」

―すぐにWBCが始まる。大会に臨む覚悟は。

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