まず初めに、SSGランダース、LGツインズ、キウム・ヒーローズ所属選手が一台のバスに登場し、最も早く宿舎に到着した。
韓国野球委員会(KBO)が手配したこのバスは、フロリダからアリゾナのフェニックス・スカイハーバー国際空港に飛行機で入ってきたSSG組のキム・グァンヒョン(34)、チェ・ジョン(35)、チェ・ジフン(25)を迎えた。
以降もバスはLG組のキム・ヒョンス(35)、オ・ジファン(32)、パク・ヘミン(32)、コ・ウソク(24)、チョン・ウヨン(23)、キム・ユンシク(22)、そしてキウム組のイ・ジョンフ(24)、キム・ヘソン(24)、イ・ジヨン(36)を乗せた。
選手12人を乗せたバスは2時間ほど移動し、韓国代表の宿舎に到着した。
宿舎に入る前、キャプテンのキム・ヒョンスは「頑張りたい。選手たちは移動も多く、練習するのも容易ではないが、全員が集まっただけに良い結果を出せるように努力する」と伝えた。
午前3時に起床し、フロリダからアリゾナ行きの飛行機に登場したというキム・グァンヒョンは、「これからはトレーニングを頑張って体を鍛え、3月9日のWBC初戦に向けて最上のコンディションを作れるよう努力する」とし、「今は体調も悪い方ではないが、移動でかなり疲労はある」と微笑んだ。
また、元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム氏を実父に持ち、2023シーズン終了後のメジャー挑戦を公に宣言した“天才打者”イ・ジョンフは、「昨夜から良いことだけを考えてきた。明日のトレーニングからしっかり準備したい。キウムの同僚たちと別れる際、“必ず決勝まで行けよ”と応援してくれた」と話した。
続けて、最近のアメリカメディアからの格別な関心については、「特に負担は感じない。ただひたすら最善を尽くし、良い結果を出したい気持ちだけだ」と言うにとどめた。
『MLB.com』が選ぶWBCオールスターでアメリカ代表のマイク・トラウト(31、ロサンゼルス・エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(30、ニューヨーク・メッツ)とともに外野手部門で選ばれたことについても、「大会前に選定したオールスターだからあまり気にしていない。名簿を見ても、国別にたくさん分けようとしていたように見えた。大きな意味は置いていない」と淡々とした様子だった。