続けて、「相手GKもとても上手だった。フォーメーションを変えながら対応したが、ブラジルが試合を統制した。全般的にブラジルが試合を上手くリードした。強力な優勝候補らしい姿を見た」とし、「それでも私たちもよくやり遂げた。この4年4カ月間、選手たちと一緒に練習した。立派な実力を見せてくれた。最初から最後まで監督として選手たちを見てきた。誇らしい」と感想を述べた。
韓国は厳しいグループリーグを勝ち抜いて、決勝トーナメント進出を果たした。ブラジル戦での完敗は残念だが、相手が最強のチームであるだけに恥じる理由はない。
ベント監督は「ワールドカップで起きたすべてのことを要約するのは難しい。とても公正な方法で終わったと思う。ブラジルは私たちよりも良い試合をした。おめでとうと言わなければならないようだ。我々の戦略は、試合をもう少しコントロールすることだった。準備する時間が足りなかった。それでも私たちは自分たちを誇らしく思える試合をした。H組のグループリーグを上手く戦った。選手たちには良くやったという話をしてあげたい。選手たちに感謝している」と話した。
4年以上、韓国の司令塔として働いたベント監督の契約は、今大会を最後に終わる。
ベント監督は「韓国との旅程は今日を最後に終える。9月から考えていた。今日、会長とも面談したし、選手たちとも話した。再確認する場だった。休みながら、リフレッシュするつもりだ。その後、去就を選択する予定」とし、再契約をしないと明かした。