1試合で3アシスト。元韓国代表イ・チョンヨン(VfLボーフム)のコンディションがスコアポイントではっきりと証明された。
イ・チョンヨンは10月30日(日本時間)、ドイツ・ブンデスリーガ2部のヤーン・レーゲンスブルク戦に出場して“アシストハットトリック”を達成した。
イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスを離れ、今夏からボーフムに所属しているイ・チョンヨンは、試合出場時間を増やしながら復活に向かっている。4試合連続のスタメン出場となった同試合で彼は、0-1とリードを許していた前半35分に最初のスコアポイントをあげた。ペナルティーエリア左から中央に走ったロベルト・テッシェに簡潔なパスを入れると、テッシェが右足で同点ゴールを決めた。
2つ目のアシストは幸運も味方した。後半9分、相手ゴールキーパーがハーフラインからフリーキックをすると、蹴ったボールがイ・チョンヨンの背中に当たり、ゴールの方向へ。それをルーカス・ヒンテルゼーアが拾って、無人のゴールに押し込んだ。
さらに後半20分、相手ディフェンダーからボールを奪ったイ・チョンヨンは、ゴール前に飛び込んだルーカス・ヒンテルゼーアにパスを送ってゴールを演出した。
去る2009年にボルトン・ワンダラーズに入団して欧州リーグに進出したイ・チョンヨンが、1試合でスコアポイントを3としたのは今回が初めてだ。
イ・チョンヨンの活躍にもかかわらず、ボーフムは勝ち切れなかった。後半32分とアディショナルタイムに失点し、試合は3-3で引き分けた。
前へ
次へ