ベント監督は報道陣に対し、「カタールに向かう現在の気持ちはとても良い。我々の最大の目標となるW杯出場は達成した。W杯という大舞台で戦い、競争する。W杯では楽しむ気持ちを忘れず、最善を尽くしたい」と伝えた。また、「長距離移動に加えて時差もある。欧州でプレーする選手たちは試合に出場して代表に合流する。どのような状態なのかを分析した後、いつから初戦に向けた準備を開始するのかを調べる。通常通りの練習とはならないだろう」と述べた。
韓国代表ではキャプテンのソン・フンミン(トッテナム)が眼窩骨折による手術でリハビリに励んでいるほか、ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)、ファン・ウィジョの攻撃陣2人が所属チームで出場機会を得られずにいる。本大会に向けて実戦感覚への懸念が生じる部分だ。
ベント監督は「そのような部分は問題とせず、解決策を考えるだろう。ほとんどの選手が多くの試合を消化した。ファン・ウィジョは多くの試合でプレーできていないが、ファン・ヒチャンは2試合に出場して最後の試合に出場しなかった」とし、「1~2試合出場できなかったことは問題ではない。分析を通じて、我々がどのようなオプションを持つことができるのかをチェックしなければならない。すべての選手が初戦までに良いコンディションを維持してくれることを期待している」と強調した。
そして最後に、「我々の旅程の間、ファンが送ってくれた応援に心から感謝したい。応援を感じてともに過ごしてきた。ファンが幸せになれるように、また誇らしいと思ってもらえるように最善を尽くす」と意気込みを伝えた。
本大会でグループHに入った韓国代表は、11月24日にウルグアイ代表、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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