「新米監督とは呼ばれたくない。“失敗者”という烙印を押されたくもない。良いパフォーマンスを発揮できる“チームベアーズ”をリードしたい」
“国民打者”から“新米監督”に肩書きが変わったが、勝負欲は相変わらずだった。
かつて千葉ロッテマリーンズ、読売ジャイアンツ、オリックス・バファローズに在籍して“アジアの大砲”と呼ばれ、来季から韓国プロ野球KBOリーグの斗山(トゥサン)ベアーズの新監督を務めるイ・スンヨプのことだ。
イ・スンヨプは10月14日、斗山と契約金3億ウォン(日本円=約3000万円)、年俸5億ウォン(約5000万円)など総額18億ウォン(約1億8000万円)で3年契約を締結した。
来る18日に就任式を兼ねた記者会見を行い、監督としての第一歩を踏み出す予定だ。
同日、イ・スンヨプが本紙『スポーツソウル』の電話取材に応じた。イ・スンヨプは就任の経緯について次のように明かした。