女子テニス界最高のスター選手の一人と呼ばれるエマ・ラドゥカヌ(19)が、サッカー韓国代表ソン・フンミン(29、トッテナム)のファンであることを告白し、話題を集めている。
ラドゥカヌは現在、ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ・アレーナで行われている「ポルシェ・テニス・グランプリ2022」に出場している。
そこで、4月19日(日本時間)に行われたトレーニングの際、ラドゥカヌがトッテナムのユニホームを着ていたことで注目が集まった。ユニホームには背番号10番と「RADUCANU」のユニホームネームが記されていた。
女子テニス協会(WTA)によると、ラドゥカヌは同日の記者会見で「私のチームは全員がトッテナムの熱烈なファンで、彼らが私をトッテナムのファンに引き込もうとしている。私自身、そんなサッカーを見るわけではないが、彼らのおかげで今はある種の連帯感を感じられている」と伝えたという。
ラドゥカヌは続けて、「昨年のEUROの試合も楽しんだし、当然、イングランド代表キャプテンのハリー・ケインも見た」とし、「私はソン・フンミンの熱烈なファン。だから一度着てみたかった」と、トッテナムのユニホームを着用した理由を明らかにした。
ラドゥカヌは2002年11月、カナダでルーマニア人の父親と中国人の母親の間に生まれた。その後、2005年に家族でイギリス・ロンドンに移住し、2008年からテニスを始めると、2018年にプロデビューを果たした。
ラドゥカヌは2021年、4大大会の一つであるウィンブルドン選手権でベスト16入りし、世界中のテニスファンにその名を知らせた。続けて、同年の全米オープンではイギリスの女子選手として44年ぶりに優勝を成し遂げ、一気に次世代のスターに躍り出た。特に、ラドゥカヌは予選から出場した選手としては史上初めて大会を制覇する活躍ぶりで世界を驚かせた。
一方、イギリス最高のスター選手であるラドゥカヌがトッテナムのユニホームを着て登場すると、ノースロンドンのライバルであるアーセナルのファンが悪質なコメントを書き込んだりもした。アーセナルファンで知られる司会者ピアース・モーガンも、自身のSNSに「どうしてそんなことができるんだ」と嘆いていた。
(記事提供=OSEN)
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