最近、韓国は世代別代表戦で継続的に日本を苦しめた。自信を持って試合に臨めば、さらなる高みにたどり着くことができる。
チョン・ジョンヨン監督率いるU-20韓国代表は6月5日（日本時間）午前12時30分、ポーランドのルブリンスタジアムで日本を相手にU-20ワールドカップ16強戦を行う。日本を下せば、6年ぶりにU-20ワールドカップ8強に進出する。
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韓国は最近、日本との対戦で良い結果を残している。特に世代別代表の主要大会では、日本に勝つ傾向が強い。
U-23代表が出場した2012年ロンドン五輪が代表的だ。当時、韓国と日本は銅メダルをかけて激突した。韓国はパク・チュヨンとク・ジャチョルのゴールで2-0と勝利し、史上初の五輪メダルを獲得した。
昨年のジャカルタ・アジア大会でも韓国が笑った。決勝で対戦した両チームは、延長戦までもつれる接戦を繰り広げたが、イ・スンウとファン・ヒチャンのゴールで韓国が勝利した。
2014年に行われた仁川アジア大会でも、韓国は準々決勝で日本を下している。2016年のアジアサッカー連盟（AFC）U-23選手権の決勝で2-0とリードしながら、2-3で逆転負けした苦い記憶もあるが、世代別の日韓戦で好成績を残していることは間違いない。
U-20代表の対戦で見ると、最も直近の日韓戦は2016年だ。水原JSカップで日韓戦が行われ、結果は韓国の勝利だった。その試合で得点したのは、現在U-20代表で主力FWとして活躍しているチョ・ヨンウクだ。
チョ・ヨンウクは当時を振り返りながら、「韓日戦には自信がある。個人的にゴールを決めたこともあるので、日本に勝つことができるだろう」と自信を表わした。チョ・ヨンウクだけでなく、昨年のアジア大会メンバーであるキム・ジョンミンも日韓戦での勝利経験がある。キム・ジョンミンはその試合に先発出場し、金メダル獲得に貢献した。
勢いに乗って日本に勝てば、1983年以来、36年ぶりとなる準決勝進出も見えてくる。
グループリーグでポルトガル、アルゼンチンなどの優勝候補と対戦したおかげで、決勝トーナメントの相手は相対的に難しくない。日本を下して8強に進出すれば、次の対戦相手はセネガル対ナイジェリア戦の勝者だ。
セネガルはA組1位で16強に進出した。ナイジェリアはD組3位でグループリーグを通過した。ただセネガルのグループリーグの相手はコロンビアやポーランド、タヒチで、韓国よりもはるかに容易な相手だった。またナイジェリアはカタールにこそ大勝を収めたものの、アメリカに敗れ、すでに16強進出が決定していたウクライナと引き分けた。戦力が非常に強いとは決していえない。
韓国は伝統的に、アフリカ勢に強い。今大会でも南アフリカを1-0で下した。2年前、韓国で行われたU-20ワールドカップでもギニアに3-0で勝利した。昨年のJSカップではモロッコに勝ち、トゥーロン国際大会ではU-19韓国代表が出場し、U-21代表で参加していたトーゴを追い詰めた。
ポーランドに向かう前、U-20韓国代表の選手たちはベスト4、あるいは優勝という目標を掲げた。当時は“雲をつかむような話”という反応が多かったが、グループリーグを通過したことで雰囲気が変わった。
優勝候補アルゼンチンを下したことで生まれた自信に加え、決勝トーナメントの組み合わせも悪くないだけに、「AGAIN 1983」も見えている。
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