米国女子ツアーに新たな“韓流ブーム”が巻き起こる予感だ。
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来る1月28日から米フロリダ州のボカリオGCで行われる「ゲインブリッジLPGA」には、アン・ナリン(26)、チェ・ヘジン(22)の2人の韓国人選手が出場する。
2022シーズン開幕戦となった「ヒルトン・グランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は、直近2年間の米国女子ツアー優勝者だけが出場で来ただけに、今大会が実質的な開幕戦となる。
アン・ナリンは昨年12月に行われた最終予選会「Qシリーズ」をトップ通過し、早くも今季米国女子ツアーの“新人王候補”に躍り出ている。
実際、韓国女子ツアーで7年間トップレベルの成績を残してきただけに、アメリカ現地でもすでに「注目に値する新人」と評価されている。安定的なパッティングを持ち味としつつ、国内での経験を土台に老練なゲームコントロールをするものと期待されている。
韓国女子ツアーで絶対的な強さを見せたチェ・ヘジンは、「Qシリーズ」を8位タイで通過し、出場権を獲得した。
堅固なアイアンショットを持ち味とするチェ・ヘジンは、韓国女子ツアーですでに10勝を記録している。アマチュア時代の2017年には「全米女子オープン」で準優勝を果たすなど、早くから国際大会での強さを見せつけてきた。
それだけに、1シーズンを戦い抜ける体力さえ蓄えられれば、着実なショットで米国女子ツアーの上位にも食らいつけるポテンシャルを持っている。
米国女子ツアー側が発表した第1ラウンド、第2ラウンドの組編成を見ると、アン・ナリンはテイラー・コリンズ(アメリカ)、マウベ・アイミー・ルブラン(カナダ)と同組に入った。
コリンズは招待選手で、ルブランは下部のシメトラツアーから昇格した選手だ。アン・ナリンとしては大きなプレッシャーを抱えることなく、自分のペースでデビュー戦を戦えそうだ。
一方のチェ・ヘジンは、ソフィア・シューベルト(アメリカ)、ニシュタ・マダン(インド)と同組に入った。なかでも、シューベルトは昨季シメトラツアーで賞金ランキング4位と隠れた強者であり、チェ・ヘジンと新人王争いを繰り広げると注目を集めている。
アン・ナリンとチェ・ヘジンのデビューは、ポーリーヌ・ルサン-ブシャール(フランス)やアタヤ・ティティクル(タイ)、古江彩佳(日本)など世界各国の若手有望株の米国デビューラッシュと相まって、さまざまな見どころを提供するものと期待されている。
なお、今回の「ゲインブリッジLPGA」にはアン・ナリン、チェ・ヘジンのほか、パク・インビ(33)、チョン・インジ(27)、イ・ジョンウン6(25)、チェ・ナヨン(34)などほかの韓国人選手もエントリーしている。
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