ボクシング連盟・山根明前会長が独占告白。「あれは在日コリアン出身の私を引きずり下ろすための陰謀だった」

2018年10月12日 スポーツ一般 #格闘技
「日本のアマチュアボクシングの救世主、彼の会長辞任によってボクシング界は終わるのか」

最近、日本のある週刊誌は、助成金流用と判定捏造疑惑、暴力団との交友説などで困惑し、自ら辞任した在日コリアン出身で日本ボクシング協会前会長の山根明氏についてこう綴った。

この週刊誌は、「山根会長は東西に分離した日本ボクシングを統合し、その発展のために命をかけた人物」と表現した。この夏に非難の対象として見られていた彼を肯定的に評価した。

そして、次第に冷淡な評価が覆され始めた。日本のスポーツ専門誌も、「山根の本当の姿」と題した特集記事を掲載した。もっと直説的だった。

このメディアは、「山根会長を知らない人は、暴力団の頭目のような恐ろしい風貌で悪い印象を受けたかもしれない」とし、「これまで取材を通じて接した彼は、印象とまったく違う人」と強調した。

また、「助成金の不正使用について追及されたが、実際には山根前会長のポケットには入らなかった。テレビ局も彼の実態を取材したが、実際の番組や記事では、肯定的な意見をほとんど扱っていない」と暴露した。

山根前会長は、日本ボクシング界の立志伝的人物とされる。

釜山(プサン)に兄弟がいる彼は、2000年のシドニー五輪で日本代表チームの監督を務め、2011年に日本ボクシング連盟会長に就任した。世界チャンピオンを育成するエリートボクシングと生活体育の底辺拡大に貢献し、分裂した日本のボクシングを団結させるのに貢献したと評価されている。

2012年のロンドン五輪では、日本ボクシングに48年ぶりとなる金メダル(銅メダル1つ)をもたらした。勢いに乗っていたが、今年の夏、ジャカルタ・アジア大会を控えて予期せぬ事態が起こった。

元オリンピック代表選手ら関係者333人が集まった「日本ボクシングを再興する会」が、山根前会長の不正行為の告発状を作成し、日本オリンピック委員会(JOC)に渡したのだ。

誰も山根前会長の言うことを聞かなかった。日本の複数のメディアのインタビューに応じたが、おかしなほど彼の説明はきちんと伝わらなかった。有名なテレビ番組のインタビューの提案に対し、“生放送出演”を逆提案し、劇的に成立させた。

すべてを説明したが、JOCと日本のスポーツ庁は、何の立場も示さなかった。ボクシング連盟の第3者委員会も、山根会長の一部の助成金不正使用などが認められると発表した。

結局、今年の8月8日、彼は会長を辞任した。

しかし、生放送を見た日本人の間では、“山根シンドローム”が起こった。山根前会長の似顔絵がプリントされたTシャツが飛ぶように売れたし、彼を取り上げるテレビ番組の視聴率も高い。

「命かけとる」「親心からした」など、山根前会長の言葉は若者の間で“語録”のように広まった。 

「この事件は計画された陰謀だった」

ソウル市内のホテルで単独インタビューに応じた山根明前会長。
自身のことが書かれた日本メディアの記事を説明した
そんな波乱を経験した後、最近、釜山へ向かった山根前会長に、ソウル市内のホテルで会った。

不名誉な退陣にも日本人の温かい視線は、彼がすべてをあきらめようとしたとき、一筋の光のように思えたという。

当時、どのような話をしたのか。これまで起こった議論について虚心坦懐に話を聞いた。

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