過去15年間、継続的に「全世界の旭日旗退治キャンペーン」を行ってきた誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が、日本の極右勢力から攻撃を受けている。しかし彼の“戦闘力”はさらに高まっているという。
ソ・ギョンドク教授は7月20日、SNSを通じて「日本の右翼勢力の総攻勢がまた始まった」と伝えた。
彼は、「軍国主義と帝国主義の象徴である旭日旗の正確な歴史的事実をIOC委員長とIOC委員たち全員に知らせ、また、数日前、オリンピック選手村の韓国選手団建物の前で行われた旭日旗デモに対する措置を必ずとるようにと、東京五輪組織委員長とオリンピック長官に抗議メールを送ったところ、それこそ無差別的な攻撃を浴びせられている」と述べた。
先立って去る7月19日、ソ・ギョンドク教授は、日本の極右勢力の行動を問題視する抗議メールをオリンピック組織委員会に送った。日本の一部勢力は、韓国選手団が李舜臣(イ・スンシン)将軍の名言をもじった横断幕を問題視し、オリンピック選手村の韓国選手団建物の前で旭日旗を振るデモを行った。
問題は、ソ・ギョンドク教授の家族に対する攻撃もあるということだ。彼は「DMで、コメントで、メールで私にだけ攻撃すればいいのに、私の娘の写真を持ち出して旭日旗と合成した写真を送り、慰安婦少女像と娘の顔を合成して送信するなど、家族に手を付けることは本当にありえないこと」とし、「人間としての基本的な礼儀もない、このような奴らを相手にする必要はないと思う」と述べた。
同時に「このようにやられるほど、私の戦闘力はさらに上昇するということを、どうしてこんなにもわからないのか」とし、「私たちはより洗練された方法で、全世界的な世論を動かし、日本政府をさらに圧迫していく予定」と伝えた。
ソ・ギョンドク教授は、積極的な抗議にもかかわらず、これといった動きを見せず、日本に有利な判断を下すIOC側に対応する計画も予告した。
彼は「日本の肩だけを持っているIOC委員長と委員には、旭日旗に関連したもう一つの大きな一発(?)を準備している」とし、「“走る者の上には飛ぶ者がいる”(=上には上がいる)ということを、今回の東京五輪を通じて必ず見せる」と力を込めた。
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ソ・ギョンドク教授がSNSに残した文章全文は、以下の通り。
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日本の右翼勢力の総攻勢がまた始まりました。
軍国主義と帝国主義の象徴である旭日旗の正確な歴史的事実をIOC委員長とIOC委員たち全員に知らせ、また、数日前、オリンピック選手村の韓国選手団建物の前で行われた旭日旗デモに対する措置を必ずとるようにと、東京五輪組織委員長とオリンピック長官に抗議メールを送ったところ、それこそ無差別的な攻撃を浴びせられています。
フィードに上げたように、DMで、コメントで、メールで私にだけ攻撃すればいいのに、私の娘の写真を持ち出して旭日旗と合成した写真を送り、慰安婦少女像と娘の顔を合成して送信するなど、家族に手を付けることは本当にありえないことです。
とにかく人間としての基本的な礼儀もない、このような奴らを相手にする必要はないと思います。
このようにやられるほど、私の戦闘力はさらに上昇するということを、どうしてこんなにもわからないのでしょうか?
今後、私たちはより洗練された方法で、全世界的な世論を動かし、日本政府をさらに圧迫していく予定です。
東京五輪で旭日旗デモや応援がまた発覚した場合、全世界の主要メディアに情報提供し、記事化を通じて「旭日旗=戦犯期」であることをきちんと教えていく計画です。
また、日本の肩だけを持っているIOC委員長と委員には、旭日旗に関連したもう一つの大きな一発(?)を準備しています。
「走る者の上に飛ぶ者がいる」ということを、今回の東京五輪を通じて必ず見せる予定です。
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