「28人全員が出場する」
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キム・ハクボム監督率いるU-24韓国代表は、6月12日と15日にU-24ガーナ代表と2度の国際親善試合を戦う。
東京五輪前最後のテストマッチともいえる2連戦で、招集メンバー28人全員を出場させる意思をキム監督は明らかにした。
ガーナとの第1戦を翌日に控えた11日、キム監督はオンライン記者会見に出席。
「重要な一戦だ。選手が厳しい環境を勝ち抜けるかどうかの過程も含まれている」とし、「1人残らずすべての選手が出場する。自分の持っている技量を気負うことなく発揮してもらいたい」と強調した。
以下、キム・ハクボム監督との一問一答。
◇
―ガーナとの2連戦を控えた今の心境は。
戦術的、技術的な部分で重要なテストマッチだ。選手が厳しい環境を勝ち抜けるかどうかの過程も含まれている。
―MFイ・ガンイン(20、バレンシア)、MFペク・スンホ(24、全北現代モータース)、FWイ・スンウ(23、ポルティモネンセ)についてはどうか。
3選手だけを評価するわけにはいかない。今はチーム全体で競争をしている。「どの選手が良かった」と現時点で言及することは難しい。
―A代表に合流しているFWソン・ミンギュ(21、浦項スティーラース)、MFイ・ドンギョン(23、蔚山現代)、MFウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代)の活躍をどう見たか。
今この場で彼らの評価はしたくない。現在ここにいる選手だけを評価しなければならない。A代表にいる3選手を評価することは正しいことではない。
―ガーナは日本に0-6で大敗したが。
相手がどうしたかは重要ではない。我々の環境を整えて、どうするかに関心がある。得点するしないは重要ではない。
―“厳しい環境”とはどういうことか。
体力的に負荷を加えている。今回も、試合があるからといってコンディションを調整させることはなかった。選手たちがどうやって勝ち抜くかを重点的にチェックするつもりだ。トーナメント出場時、体力的に厳しい状況を選手が克服できるかどうかを考慮している。
―ガーナとの2連戦ではどの部分に重点を置くか。
選手たち自ら、自分が持つ技量を気負うことなく発揮してもらいたい。そのような部分で、体力的にどれだけ準備されているかを確認しようと思う。
―今回の2連戦はすべての選手が出場するのか。
すべての選手が出場する。1人残らず出場するはずだ。
―(ユ・サンチョルさんの死去で)イ・ガンインの傷心が大きいものとみられるが、コンディションはどうなのか。
1人の選手だけを評価することは間違っている。すべての選手を評価する。28人の選手をチェックする。
―テストマッチの内容がオーバーエイジ枠の決定に影響を及ぼすのか。
多くの影響を及ぼすだろう。どのポジションにオーバーエイジを活用するか、影響があるだろう。
―アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場するチームとの選手招集の調整はどうなっているのか。
難しい部分だ。私もプロチームの監督を長く務めたので、困難があることは理解している。(ACL出場チームの)監督には協力を求め、助けてほしい旨の話をした。そして、監督たちの五輪代表に対する配慮を感じることができた。そのような部分に感謝の言葉を申し上げたい。良い結果を残せるよう準備する。本当にありがたく、感謝すべきことだ。
―オーバーエイジ枠に対する悩みは。
現在進行中だ。オーバーエイジ枠と選手招集問題は今も協議している。オーバーエイジ枠は所属チームだけでなく、さまざまなことを考慮しなければならない。
―ガーナ戦で特にチェックしたいポジションはあるのか。
全体を見なければならない。特定のポジションだけをチェックするわけではない。いくつかのポジションでどのような問題が発生するかを見つけ出すことだろう。
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