今夏に開催予定の東京五輪に臨む韓国バドミントンの出場選手が確定した。
世界バドミントン連盟(BWF)は6月9日(日本時間)、東京五輪の出場権を獲得した選手172人を発表。そのうち、韓国は全5種目合計10人が出場権を獲得した。
男子シングルスでは世界ランキング38位のホ・グァンヒ(25、サムスン生命)、女子シングルスでは世界8位のアン・セヨン(19、サムスン生命)、同18位のキム・ガウン(23、サムスン生命)が出場。
男子ダブルスでは世界8位のチェ・ソルギュ(25、ヨネックス)&ソ・スンジェ(23、サムスン生命)、女子ダブルスでは世界4位のイ・ソヒ(26、仁川国際空港)&シン・スンチャン(26、仁川国際空港)、同5位のキム・ソヨン(28、仁川国際空港)&コン・ヒヨン(24、全北銀行)が出場し、混合ダブルスは世界6位のソ・スンジェ&チェ・ユジョン(26)が臨む。
韓国勢の中では、ソ・スンジェは唯一2種目で出場権を得た。
キム・チュンフェ監督率いるバドミントン韓国代表は、東京五輪で女子シングルス、女子ダブルスでのメダル獲得が期待されている。特に、女子ダブルスでは日本や中国とともに、熾烈なメダル争いを繰り広げるものと見られている。
注目選手は女子シングルスに出場するアン・セヨン。2017年のバドミントン代表選抜で彗星のように登場し、当時中学3年生ながら韓国史上初めて“中学生の国家代表”となり、国内で注目された天才少女だ。2019年10月のフランスオープン女子シングルスではリオ五輪女王のキャロリーナ・マリーンを破り優勝するなど、着実にその実力を引き上げている。
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