韓国プロ野球の新型コロナウイルス感染対策と関連した観戦ルールが一部緩和された。
韓国野球委員会(KBO)は5月31日、報道資料を通じて以下のように発表した。
「球場を訪れるファンが防疫指針を遵守し、より楽しく韓国プロ野球を観戦できるよう、同行した家族や知人とは最大4人まで一緒に観戦できる案を検討してきた。文化体育観光部や中央事故収拾本部と緊密な協力と議論が進んだ結果、連席で運営できることが確定した」
これまで、球場を訪れたファンは同行者と1席ずつ空けて座り、試合を観戦しなければならなかった。
ただ、今回の決定により、屋外球場に限り同行者との連席が可能となった。韓国政府が5人以上の私的な集まりを禁止しているため、1組最大4人までの連席が許容される。
なお、ドーム球場である高尺(コチョク)スカイドームで連席は適用されない。
また、実際に連席を運営するかどうか、連席を実施する日程については、球団側がファンの反応や状況を基に自主的に行う。
KBOと韓国プロ野球の各球団は、ファンの安全な観戦と新型コロナ感染拡大予防のため、連席運営の開始後もより徹底した防疫指針を執り、遵守と管理を続ける計画だ。
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