韓国障がい者体育会は5月17日、京畿道(キョンギド)の利川(イチョン)訓練院で「東京パラリンピックD-100メディアデー」を開催。午前中は種目別に練習風景を公開し、午後は制服デモンストレーションと公式記者会見を行った。
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今回のメディアデーで、韓国障がい者体育会のチョン・ジンワン会長は東京パラリンピック韓国代表の選手団長と副団長を委嘱した。
選手団長には韓国障がい者テニス協会のチュ・ウォンホン会長、副団長には京畿道障がい者体育会のオ・ワンソク事務処長が任命された。
団服試演会では代表選手たちが実際にモデルで登場。授賞式用、トレーニングウェア(正装除く普段着など一式)及びシューズやバックパックなど、17品目で王政された東京パラリンピック韓国代表の“公式ウェア”を披露した。
韓国障がい者体育会の公式パートナーを務める永元(ヨンウォン)アウトドア(THE NORTH FACE)は自社固有技術の「NORTH FACE K-ECO TECH」を通じ、パラリンピック選手が着用するウェアとして史上初めて環境に配慮したリサイクル素材を使用。
そのうえで、選手たちが最高のコンディションを維持できるよう、冷感や撥水、透湿、吸湿、速乾機能などの強化に成功した。
公式記者会見で、チュ・ウォンホン選手団長は「団長を務めることになって光栄だ。選手たちは新型コロナウイルス感染症の厳しい状況下でも力強く準備を進めてきた。安全に大会に参加し、最高のパフォーマンスを発揮したい」と決意を語った。
同会見にはチュ・ウォンホン選手団長のほか、オ・ワンソク副団長、アーチェリーのキム・ランスク、水泳のチョ・ギソン、卓球のソ・スヨンとキム・ジョンギル、車いすバスケットボールのチョ・スンヒョンが参加した。
来る8月24日から9月5日までの13日間にかけて行われる東京パラリンピックに、韓国からは14種目合計156人の選手が出場。総合20位圏内を目標に本大会への準備を進める。
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