元広島ピレラが韓国で初の2打席連続ホームラン!「コンディションが非常に良い」【インタビュー】

今シーズンから韓国プロ野球でプレーする元広島東洋カープのホセ・ピレラ(31、サムスン・ライオンズ)が、初の2打席連続本塁打を放った。

【インタビュー】京都国際OBで元広島のシン・ソンヒョンが語った“覚悟”

ピレラは、4月21日に本拠地サムスン・ライオンズ・パークで行われたSSGランダースとの第2戦で「4番・左翼手」として出場。2本塁打含む3打数2安打2得点を挙げた。

前日(20日)の第1戦でも本塁打を放っていたピレラは、この日2打席連続本塁打と絶頂の打撃感覚を誇示した。

試合後、ピレラは「今はコンディションが非常に良い。準備した分だけ上手くできているようで嬉しい」と素直に喜びを語った。

ホセ・ピレラ

ピレラのプレーが国内選手の手本に

サムスンは元々、獲得前からピレラの長打力よりコンタクト能力に期待していた。ところが、2試合連続本塁打に2打席連続本塁打と続いたことで、彼の長打力にも期待するしかなくなった。

だが、ピレラは「個人的に自分は本塁打をたくさん打つ選手ではないと思う。安打をたくさん打ったり、盗塁をたくさんしたりするタイプの選手だ。これまでは運が良かった」と謙遜した様子を見せた。

最近の試合、ピレラは打撃のみならず走塁プレーでも積極的な姿を見せており、国内選手の大きな手本となっている。彼はその理由について、「本来のスタイルだ。試合で攻撃的な走塁と守備をするのは、相手チームに強くプレッシャーをかけたいからだ」と語った。

オープン戦で満面の笑顔を見せるピレラ

この日、ピレラは本塁打を放ちダッグアウトに戻った際、チームメイトともにセレモニーをするなどチームに溶け込んでいる姿を見せた。「チームの雰囲気が非常に良い。チームメイトと楽しもうと努力している」とピレラも話す。

2打席連続本塁打の活躍で早くも6本塁打を記録したピレラは、韓国プロ野球の本塁打部門で1位のアーロン・アルテール(NCダイノス、8本塁打)に次ぐ2位につけた。ただ、ピレラ自身は個人的な数値や目標と言うより、チームの優勝を何よりも望んでいるようだ。

最後にピレラは、韓国国内でも比較的暑い地域とされる大邱(テグ)地域の天候について、「できるだけ早く夏が来てほしい」とし、「私が住んでいたベネズエラはとても暑かった。よく適応できると思う」と語った。真夏の天気にも恐れることのないピレラのさらなる活躍が期待される。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集