本紙『スポーツソウル』は3月31日、「ヤクルトでコロナ感染者発見、東京オリンピック本当に大丈夫?」というタイトルで、「日本プロ野球(NPB)で東京を本拠地とするヤクルトスワローズに新型コロナの感染者が出た。関係者1人が感染したことに伴い、球団内でPCR検査を行った結果、捕手の西田明央と男性職員1人がそれぞれ無症状感染者と確認された」と報道した。
今回の感染を受けヤクルトは、濃厚接触者の可能性のある青木宣親、山田哲人、内川聖一、西浦直亨、山野太一、アルバート・スアレスら計6人の出場登録を「特例2021」で抹消し、自宅待機に。代わりとして、高梨裕稔、嶋基宏、長岡秀樹、武岡龍世、松本友ら5人の選手を登録している。
このニュースを受け、4月3日に新シーズン開幕を控えた韓国プロ野球リーグは、NPBおよび日本の状況を注視しているそうだ。
これはリーグ内の感染状況だけではなく、今夏の東京五輪も視野に入れてのことだ。特に、横浜スタジアムはオリンピックで野球のメインスタジアムとして活用される予定のため、代表選手たちの安全が危惧されている。
安全が保障されていない状況だが、国際オリンピック委員会(IOC)が強行開催を決めることとなれば、代表チームの選手たちは不安に包まれたまま遠征に出なければならない。
五輪開催と参加の可否は、韓国野球ソフトボール協会(KBSA)はもちろん、韓国野球委員会(KBO)も手の施しようがない領域なので、焦りを募らせているそうだ。
前へ
次へ