韓国プロ野球のSKワイバーンズを買収した新世界グループが、新たな球団名に続いてチームの顔となる新エンブレムを発表した。
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新世界グループは3月12日、SSGランダースのチームカラー、エンブレム、ロゴなどを公式に発表した。新世界グループのチョン・ヨンジン副会長がSNSで明らかにしていたように、情熱的な“赤”が前面に押し出されている。
SSGランダースは球団のシンボルカラーを“カリスマレッド”と名付け、勝利を願う情熱と強烈なカリスマ性を込めた赤色だと説明した。
赤は新世界グループを象徴する色だが、前身のSKワイバーンズ時代にも使われていたでもあり、 SKワイバーンズの遺産を尊重してほしいというファンの願いも込められているとのことだ。
そしてエンブレムに描かれているUFOは、「未知の開拓地に着陸するイメージ」を意味している。
球団名にもなっているランダー(Lander)は、天体の表面着陸する船を意味しており、未知の開拓地に着陸するという意味を加えたという。
新世界グループは「これまでこの世になかったプロ野球球団で、新たな勝利の歴史を切り開くという意味を込めたエンブレム」と強調した。
新大陸の発見や月面着陸など、人類の歴史を変えてきた歴史的な着陸(Landing)をSSGランダースで実現し、韓国野球の構図を変え、仁川に新しい勝利の物語を作るという意志を表現しているとのことだ。
古くから韓国の食卓で親しまれているイイダコを思わせるデザインがかわいいという声もあるようだ。
シンボルはオークランド・アスレチックスからデザインを一部借用した「L’s」に決定した。今後に関しても言及し、「ランダースのエンブレムとロゴを活用した様々なイベントが、チームとファン、ホームタウンにおける楽しいコミュニケーションの媒介になることを期待する。球団名に続きエンブレムとロゴが決まったが、ユニホームの製作とマスコット選定にも拍車をかけ、レギュラーシーズンの準備に支障がないようにする」と自信を示している。
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