女子フットサル、さいたま・筏井りさが得点王に並ぶ。「最終節に得点王を」と俵監督

2021年02月20日 スポーツ一般 #玉昌浩

2月20日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にて日本女子フットサルリーグ2020-2021第11節、さいたまサイコロとエスポラーダ北海道イルネーヴェの試合が行われた。

試合はファーストピリオド10分に池田智子のゴールでさいたまサイコロが先制。セカンドピリオド22分にも池田智子が決めてリードを広げるも、28分にエスポラーダ北海道イルネーヴェ・鳴海若菜に1点を返される。

しかし、さいたまサイコロ・筏井りさが34分、36分に連続でゴールを決め、4-1で勝利を収めた。

試合後、さいたまサイコロ・俵由紀子監督は、「まず結果として勝てたことは良かったが、なかなか自分の描いていたゲームプラン通りにはいかなかった。攻撃の面で、しっかりプレス回避してビルドアップしてフィニッシュというところが、あまり機能していなかったので、前半はなかなか得点につながらなかった」とし、「後半、その部分を修正した。3-1システムに移行して、とにかく前進して高い位置で数的優位を作ろうというところに重点を置いた。それがいい形での得点につながった」と試合を振り返った。

続けて、「全体的にはもうちょっと自分たちの力を出し切れたかなという反省点はあるが、結果として勝てたことには満足している」と試合を総括した。

さらに、この日の2得点で、1試合を残しながらシーズン13得点、得点ランキングトップに並んだ筏井りさについて、「もちろん、得点王を狙ってもらっているので、そういうアドバイスをしている。試合前には自分でどんどんゴール狙っていくことを意識付けている」と話し、笑いながら「今日はもっと点を取れたのではないかと思う。私自身は筏井のプレースタイルも含めて技術も一番知っているので、5点くらいは取れたのではないかとは思っている。最終節に是非、得点王を狙ってやってもらいたい」と期待を込めた。

(文=玉 昌浩)

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