韓国女子ゴルフへの投資を続けているテバン建設ゴルフチームが今年、歴代最多のラインナップで跳躍を夢見る。
テバン建設は最近、看板スターのイ・ジョンウン6(24)と再契約するなど、総勢8人の女子ゴルファーを保有するビッグマーケットに生まれ変わった。
去る2014年のゴルフチーム創設以降、韓国女子ツアーのみならず米国女子ツアー優勝者も輩出するなど、韓国女子ゴルフ界屈指の名門チームへとその領域を広げている。
2019年の「全米女子オープン」覇者のイ・ジョンウン6は昨年、事実上のフリーエージェント(FA)だった。FA最大の注目選手の1人に挙げられていたが、テバン建設にイ・ジョンウン6と再契約しない理由はなかった。
イ・ジョンウン6のほか、米国女子ツアーを主戦場とするオ・スヒョン(24)とも再契約を取り付けたテバン建設は、ホ・ミジョン(31)やチェ・ナヨン(33)ら4人の米国女子ツアー勢を後援する。来る2月25日から米フロリダ州で行われる「ゲインブリッジ選手権」には、イ・ジョンウン6、ホ・ミジョン、チェ・ナヨンらが出場する予定だ。
看板選手を米国女子ツアーで活躍できるレベルにまで押し上げたテバン建設は、後進の育成も怠らない。国内でプレーする有望株に積極投資し、“第2のイ・ジョンウン6”輩出を目指している。
なかでも期待の選手は、アマチュア時の2019年に国家代表常備軍選出経験のあるソン・ヨンジョン(21)だ。彼女は昨年6月のプロ転向後、ジャンプツアー(3部)、ドリームツアー(2部)を経てわずかデビュー1年で正規ツアー進出を果たした逸材である。
168センチの高身長から放たれる長打に、グリーン周辺での繊細なプレーまでこなせるソン・ヨンジョンは、今年の韓国女子ツアーで“ルーキー旋風”の中心に立てると注目を集めている。
テバン建設はソン・ヨンジョンのほか、ユ・ゴウン(26)、ユン・ソヒョン(21)ら国内組との再契約にも成功。チョン・ヨンジュ(29)、ヒョン・セリン(19)など在籍選手含む5人の国内ツアー選手を保有することになった。
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