トッテナムは1月26日（日本時間）に行われたFAカップ4回戦でウィコム・ワンダラーズ（2部）に4-1で勝利し、5回戦進出を決めた。
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来る29日にプレミアリーグ第20節リバプール戦を控えるトッテナムは、この試合でローテーションを稼働した。ソン・フンミン（28）やハリー・ケイン（27）といった主力をベンチに据え、温存を図ったのだ。
しかし、試合はモウリーニョ監督の思い通りに進まなかった。前半25分にウィコムに先制点を許すと、同ロスタイムにガレス・ベイル（31）のゴールでどうにか同点に追いついたものの、格下相手に苦しい展開が続いていた。
引き分けでは延長戦に突入してしまうため、モウリーニョ監督は即座に交代カードを切るしかなかった。後半13分にケインをピッチに送り出すと、同23分にはソン・フンミンとタンギ・エンドンベレ（24）を同時投入した。
ソン・フンミンは出場するやいなや、左サイドの突破から左足で強烈なシュートを放ち、存在感を発揮。同42分にはエンドンベレのゴールを演出するなど、チームの勝利に貢献してみせた。
ソン・フンミンは今シーズンここまで公式戦28試合に出場し、16ゴール10アシストを記録している。1試合当たりの攻撃ポイント（ゴール+アシスト）は0.92と、1試合に一度はゴールかアシストをマークしている計算だ。
ソン・フンミンは直近2試合で一度ずつシュートをゴールポストに当てるなど、ノーゴールが続いていた。今回のウィコム戦でも、後半35分に迎えた完璧な得点チャンスを逃してしまっていた。
それでも、ソン・フンミンはゴールに欲を出さず、仲間のお膳立てに努めた。ソン・フンミンは2試合連続アシスト達成と、主演ではなく助演の役割も厭わない姿を披露した。
29日に戦うリバプールは現在、勝ち点34でプレミアリーグ5位と、勝ち点33で6位のトッテナムをわずかに上回っている。ソン・フンミンは1月6日のカラバオカップ準決勝ブレントフォード戦から無得点が続いているが、リーグ戦の大一番で再びゴールを挙げ、“主演”となることはできるのだろうか。
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