韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が2020年のアジア国際最優秀選手賞を受賞した。
アジアサッカー連盟(AFC)は1月24日(日本時間)に公式ホームページを通じ、ソン・フンミンがアジア国際最優秀選手賞に選ばれたことを発表した。
アジア国際最優秀選手賞はAFCに属さないプロチームでプレーするアジア出身の男子選手に与えられる賞で、所属チームと代表チームでの活躍を基準に選出された。
AFCは例年、アジア各地で授賞式を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染症を考慮し、オンライン上で受賞者を選定。ファン(60%)と専門家(40%)の投票を反映し、最優秀選手賞を発表した。
今回、25.03点の得票を得たソン・フンミンは、2015年、2017年、2019年に次いで4度目の受賞となった。AFCはソン・フンミンについて「ハリー・ケインと驚くべき連携を披露したソン・フンミンは、トッテナムで22ゴールを決める最高の1年を送った」と説明した。
ソン・フンミン以下は、2位がイラン代表FWメフディ・タレミ(28、FCポルト)、3位がイラク代表DFアリ・アドナン(27、バンクーバー・ホワイトキャップス)となった。
同部門では、韓国勢でイ・ガンイン(19、バレンシア)が7位にランクイン。日本勢は、6位に冨安健洋(22、ボローニャ)、10位に鎌田大地(24、フランクフルト)が名を連ねた。
また、最優秀女子選手賞にはオーストラリア代表DFエリー・カーペンター(20)が選出。同部門には韓国勢からFWチ・ソヨン(29、チェルシーFCウィメン)とMFチャン・スルギ(26、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)の2人、日本勢からDF熊谷紗希(30、リヨン)、FW菅澤優衣香(30、浦和レッズレディース)、FW小林里歌子(23、日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の3人もランクインした。
最優秀若手選手賞にはイラン代表FWメフディ・ガエディ(22、エステグラル)が選出。韓国からは元アビスパ福岡MFウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代)のみで、日本勢は冨安、MF久保建英(19、ヘタフェ)、MF三苫薫(23、川崎フロンターレ)の3人が選出された。
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