巨人が獲得するエリク・テムズ「逆輸出成功第1号」と言われる理由

日本プロ野球の伝統ある名門・読売巨人軍が来季獲得に乗り出したエリク・テムズは、韓国プロ野球のKBOリーグで活躍してMLBへのUターンを果たした選手だ。

【写真】韓国プロ野球から逆輸入されたメジャーリーガーたち

テムズは2014年から2016年まで、韓国KBOリーグのNCダイノスに所属。2015年にはKBOリーグ年間MVPに輝き、2016年シーズンは本塁打王のタイトルを獲得。アジアのプロ野球史上初めて40本塁打・40盗塁を達成した。

そんな活躍がメジャーリーグのスカウトたちの目に留まり、2017年にはミルウォーキー・ブルワースと契約。事実上の“韓国逆輸出成功1号”として定着した。

韓国に来る前まではマイナーリーガーに過ぎなかった自分が韓国で3年プレーして得たことについて、テムズはこう語っている。

「韓国で毎日試合に出場し、私だけの打撃感覚を確立することができた。そして多くの変化球と向き合い、忍耐力と打撃技術も発展した」

韓国時代のテムズ

今季はワシントン・ナショナルズでプレーしたテムズ。はたして日本でも活躍できるか。韓国の野球ファンたちも注目している。

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