タンパベイ・レイズのノンテンダーFA候補にチェ・ジマン(29)の名が挙がった。
『MLB.com』は11月25日(日本時間)、メジャーリーグ全30球団からそれぞれ、球団側から来シーズンの契約オファーを受けず、フリーエージェント(FA)となる選手、いわゆるノンテンダーFAとなる可能性の高い選手を紹介した。
その中で、タンパベイ・レイズはチェ・ジマンが最も可能性の高いノンテンダーFA候補と言及された。
『MLB.com』は「レイズの最も有力なノンテンダーFA候補はハンター・レンフローだった。しかし、レイズは先週、レンフローを戦力外とした」と前置くと、「レイズは、年俸交渉に突入するチェ・ジマン、ライアン・ヤーブロー、ヤンディ・ディアスと関連して興味深い決定を下す可能性がある。仮に3人のうち誰かがノンテンダーFAとなる場合、チェ・ジマンが最も可能性が高い」と見通した。
一方で、「レイズがそのような決断を下すとは思えない」と付け加えた同メディアは、実際にチェ・ジマンがノンテンダーFAとなる可能性が低いことを強調した。
チェ・ジマンは今シーズン、42試合に出場して打率0.230(122打数28安打)の3本塁打16打点、OPS(出塁率+長打率)0.741を記録した。
レギュラーシーズンの打撃成績は不振したが、ポストシーズンでは18試合で打率0.250(40打数10安打)の2本塁打4打点、OPS0.837と活躍を見せた。
今シーズン、韓国人野手として初めてワールドシリーズ(WS)の舞台に立ったチェ・ジマン。果たして来シーズンの去就はどうなるのだろうか。
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