2024年シーズンの韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーにおいて、「パー3」「パー4」「パー5」各ホールにおける“最強選手”が公開された。
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まず、「パー3」ホールにおける最強選手はソ・オジン(23)だった。ソ・オジンは31大会に出場し、計380の「パー3」ホールでプレー。「パー3」ホールにおける打数は1106打で、基準打数1140打より34打少ない打数を記録し、平均成績は2.9105打と集計された。
ソ・オジンに次いで2番目に良い成績を残した選手は、28大会で352の「パー3」ホールでプレーし、平均2.9119打を記録したパン・シンシル(20)。
3位は日本ツアー通算28勝を挙げ、現在も“双子のママ”として活躍するアン・ソンジュ(37)で25大会に出場して258の「パー3」ホールを消化し、753打で平均成績2.9186打を記録した。
次に、18ホール中10ホールで構成され、最も多い割合を占める「パー4」ホールではキム・スジ(28)が最強選手となった。キム・スジは26大会に出場して816の「パー4」ホールで3194打を打ち、平均3.9142打を記録した。
2位は24大会に出場し、782の「パー4」ホールで平均3.9169打を記録したパク・ジヨン(28)。3位は27大会に出場し、862の「パー4」ホールで平均3.9281打を打ったパク・ヒョンギョン(24)だった。
そして、「パー5」ホールにおける最強選手は今季三冠(大賞、賞金女王、平均ストローク賞)に輝いたユン・イナ(21)だった。長打が武器のユン・イナは25大会に出場して308の「パー5」ホールを消化し、1442打を打って平均4.6818打を記録した。
一般的に長打者が有利とされる「パー5」ホールだが、ユン・イナに次ぐ2位の選手はドライブ飛距離239.6279ヤードで全体41位のイ・イェウォン(21)だった。
イ・イェウォンは飛距離よりも正確なショットを武器に「パー5」ホールを攻略。27大会に出場して352の「パー5」ホールで1672打を打ち、平均4.7500打を記録した。
3位はイ・イェウォンと同数の「パー5」ホールを消化し、1677打、平均4.7642打を記録したパク・ヒョンギョンだった。
では、韓国女子ツアーの「パー3」「パー4」「パー5」各ホールにおける“歴代最強選手”は誰だったのだろうか。
「パー3」ホールの歴代最強選手はキム・ジヒョン2(33)だ。キム・ジヒョン2は2018年、25大会に出場して297の「パー3」ホールを消化し、856打、平均2.8822打を記録。「パー3」ホールで歴代最高成績を記録した選手に名前を連ねた。
「パー4」ホールの歴代最強選手はキム・ヒョージュ(29)だ。現在は米国女子ツアーで活動するキム・ヒョージュだが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で韓国女子ツアーの13大会に出場。454の「パー4」ホールで1764打を記録し、平均3.8855打で「パー4」ホールの歴代最強選手となった。
「パー5」ホールの歴代最強選手にはパク・ソンヒョン(31)が輝いた。パク・ソンヒョンは2016年、計20大会に出場し、235の「パー5」ホールで1097打、平均成績4.6700打を記録し、歴代1位に上がった。
2025年3月より開幕する2025年シーズンの韓国女子ツアーでは、どの選手が「パー3」「パー4」「パー5」各ホールの最強選手となるか。来季の戦いぶりも楽しみだ。
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