日本では食品値上げが止まらないが、韓国でも物価上昇が異様だ。外食の代表メニューである冷麺、キムパプ、ジャージャー麺、カルグクス、ビビンバなど5品目の価格を見ても、それがよくわかる。
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サムゲタン1杯の価格はすでに上がるところまで上がり、今年4月から3カ月間で1万6885ウォン(約1857円)と1万7000ウォンに迫っている。
韓国消費者院の価格情報総合ポータル『チャムカゲ』によると、ソウル基準で韓国人が好む8つの外食代表メニューのうち、冷麺の価格が5月の1万1692ウォン(約1286円)から6月には1万1923ウォン(約1311円)に上がった。
同じ期間、キムパプは3423ウォン(約376円)から3462ウォン(約381円)に、ジャージャー麺は7223ウォン(約794円)から7308ウォン(約804円)にそれぞれ値上がりした。カルグクス1杯の価格も9154ウォン(約1007円)から9231ウォン(約1015円)に、ビビンバは1万846ウォン(約1193円)から1万885ウォン(約1197円)にそれぞれ上昇した。
サムゲタンは1万6885ウォン(約1965円)。しかし、ソウル地域のサムゲタン1杯の価格は7年前に比べて20.6%(2885ウォン=約335円)も上がっている。
サムゲタンは7年前の2017年6月に1万4000ウォン台になり、5年後の2022年7月に1万5000ウォンを超え、2023年1月には1万6000ウォン台に上昇した。
夏の人気メニューである冷麺の価格も止まらない。冷麺で有名なピルドンミョンオクが1杯1万4000ウォン、ウルジミョンオクとウルミルデが1万5000ウォン、ウレオク、ピョンガオクが1万6000ウォンとなっている。
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